iPhoneって良いんですけど、故障した時の代替機の確保に苦労します。保険サービスであるApple Care+に加入しておけば、修理内容によっては新品相当と引き換えてもらうこともできますが、そういったものがない場合は困ってしまいます。
Androidでも問題なければ、激安品を急遽入手して凌ぐこともできますが、iPhoneとAndroidを苦労なく行き来できる人って、どれくらいいるのかな。同じように見えてだいぶ違います。使い慣れれば大した違いではなくなりますけれど、iCloudにデータをたくさん置いている人は不便をすることになります。
iPhone同士であればデータの移行も簡単ですが、Androidと相互にやり取りするには、常日頃から備えが必要です。そもそもiPhoneにしかないアプリを常用していたりすると、そのアプリが使えないだけでも不便でしょう。
買い換えるたびに以前の機種を手元に置いておくのが一番良い手だと思いますが、リセールバリューの大変よろしいiPhoneは、買い換えと同時に下取りなり中古ショップなりに引き取ってもらうなりしたくなります。家族の誰かに引き継いで、スマホ購入費用を節約するご家庭も多いことでしょう。自分のiPhoneが壊れたからといって、一時的に取り返すわけにもいきません。
修理時に代替サービスがあるかを確認すること、もしくはApple Care+に加入する。そうした選択肢も検討しておく必要があります。
ただ、iPhone用のApple Care+って、MacBook Pro並に高額。iPhoneの価格を考えれば妥当ではありますが、でも高い。私は月払いにしてダメージの分散化を図っています。それまで毎月ちゃんと支払えていれば、今後も概ね支払えるだろうと言う理屈ですが、例外が発生しないことを祈るばかりです。
Androidは中国メーカーの安い機種が入手しやすいので、万一に備えて常に一台備えておくことも現実的です。昔はiPhoneもこんなに高くなかったんですけどね。携帯キャリアのインセンティブ云々以前に、そもそもの価格がもっと低かった。Androidとの差別化のためにずいぶん高級路線に突っ走ってしまった印象です。一番安いiPhone SEでもだいぶ高額。
iPhoneはどの機種を買っても処理性能面で失敗することのない、安心して買えるスマホですが、その分お値段高く、そのために代替機の用意が大変という問題がついて回ります。スマホという、現代生活では無くてはならないものだけに、解決策としてはお金持ちになるぐらいしかありません。お寺では頑張り用がありませんが、頑張れる状況にある方は頑張りましょう。
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