書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

行政書士試験に合格しました

本日合格発表があり、受験番号が掲載されてました。合格してると思います。結果通知が近々届くらしいので、それを見ると本当に安心できますが、でもまあ、さすがに間違いではないでしょう。まだ視力の良い子ども達にも確認してもらいましたし。

50歳になる年に試験合格。図らずも節目となりました。

これから行政書士事務所開業に向けて準備を進めていきます。不合格だと考えると病気になりそうだったので、強い根拠はないものの合格した気になって、受験からの3ヶ月弱を過ごしてきました。最近は身を入れて開業に向けて必要な段取りを見繕ったりとしていましたので、今すぐにでも出来る準備がいくつかあります。

どんどんやってく。近年の正太寺さんは収入面で厳しい時はあっても、仕事量が少ない時はあまりないので、やれる時にやっていかないとまた睡眠時間を削ることになってしまいます。

正太寺住職として、お寺の運営を手抜きする気は毛頭ありませんので、そこは心配なさらず、新たな住職像を追い求めているものだと期待してください。あと、お金無いんですよという台詞を聞かずに済むようになるかもと言う期待もしてください・・・

さて、どうやって勉強したかはサラッと書いておきます。いつか誰かの役に立ちますように。

4月末頃に早稲田経営出版の合格革命シリーズを購入して勉強を開始。そのときには5月中旬にFP3級を受験しようかと考えていたのですが、行政書士試験がある11月10日までの残り時間を考えると、FP3級は後回しないと間に合わないと気づき、切り替え。

ひと月は合格革命シリーズでがんばっていたのですが、法律初学者が独学で勉強を進めたのでは間に合わないと結論づけて、通信制予備校として最安値の部類であるスタディングの行政書士講座を受講することに。一番高いやつ。それでも6万円ぐらいですので、資格予備校としては破格の安さ。

とはいえ、6万円は高い費用です。しかし、その高さが、絶対今年で合格するんだという気持ちを高めるために非常に役に立ちました。

スタディングの行政書士講座の一番の特徴は、AI問題復習というの機能。講義を受け、過去問を解いて知識を植え付けていくのが基本となるのですが、間違えた問題は次の日にまた出てくる、正解した問題はちょっとずつ間隔を開けて出てくる、忘れた頃に出てくる、そうやって効率的に記憶定着をさせてくれます。

これは本当に役に立ちました。基礎知識は8月末までにだいたい頭に入ったのですが、これはAI問題復習のおかげです。最後の最後まで、毎日やり続けました。

ただ、その頃に資格予備校の模試を受けたら130点ぐらいしか取れませんでした。合格点は180点ですので、全然足りません。そこでようやく、行政書士試験は毎年、見たことも聞いたことも無い問題が出る、という事実に気付きました。

そこからはAI問題復習と同時に、テキストの知識をしらみつぶしに確認し、頭から抜けている部分をたたき込むという日々。スタディングの合格答練は、抜けている知識を補充するのにとても効果的でした。しかも、ちゃんと体系的に覚えないとすぐにまた間違えてしまうという絶妙な問題構成。

過去問に比べたらとても少ない問題数なのに、本当に素晴らしいものでした。

スタディングでは紙のテキストも販売していますが、結局最後まで購入せず、Web上だけで済ませました。ただ、スマホでも学習できるのが売りですが、AI問題復習はスマホを使ったとしても、日々の学習はパソコンを使い大きな画面で行いました。

テキストだけでは理解が足りないと思うことは即座にネット検索して納得がいくまで調べます。問題に登場する判例も、判例の現物に目を通したり、弁護士さんの解説サイトを読んだりしました。

憲法に絡んだ判例は、時系列も重要でした。これはテキスト学習だけではピンとこなかった部分。時系列で覚えた後にテキストを読むと、確かに時系列のことについても触れられているのですが、なぜかテキストだけでは気付かないという・・・

10月ごろから記述式の勉強をはじめ、これがまた細かな知識の確認にもつながり、一石二鳥という感覚が強かったです。

良く忘れる部分や体系的に覚えたいことは、パソコンの付箋アプリで画面上に貼り付けて、常に目に付くようにしておきました。接触頻度を高める工夫が効果的だったと思います。

本屋さんで売っている市販模試を2回、スタディングの模試が1回、予備校の模試とあわせて4回の模試を受けましたが、結局最後まで180点は取れませんでした。ただ、どの模試も非常に難しかったおかげで、本番の難しさに負けずに済みました。

全然分からないような気がしても、こんなもんだと思って淡々と解き続けられたのは、模試のおかげだったと思います。

試験から帰る新幹線ではあまりの手応えの無さにひたすら現実逃避をした有様でしたが、結果は合格。たぶんギリギリの点数だと思いますが、合格は合格です。

勉強に費やした時間は、受験生の興味のある点だと思います。スタディングが計測してくれた勉強時間は381時間。合格革命でがんばっていたひと月が60時間として、440時間。スタディング計測外が100時間はあるとは思えないので、500時間超、といったところではないでしょうか。

6ヶ月毎日3時間と計算すれば540時間になりますので、そんなものかな、と。勉強を完全に休んだのは、この間、1日か2日。最低でも1時間は勉強しました。

世に言われている平均よりは短い時間で合格できたのは、ひとえにAI問題復習のおかげだと思っています。それぐらい効果的でした。(あのAIは人工知能のAIのことではないと思うけれど)

これから、住職、保護司、教育委員、ここに新たな肩書きを加えようというところですが、自分の力で手に入れた感じがするのは行政書士だけです。早く開業して、大切にしたいと思います。