書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

積み上がっていく仕事、湧き上がらないやる気

葬儀や法事に追い立てられていないときの住職は、とても孤独に仕事をしています。喫緊に迫るものから、まだ余裕のあるものまで、優先順位をつけてとりかかっていくのです。

が。

ここ2週間ほど、びっくりするぐらいやる気が出ません。やる気が出なくても仕事はしなきゃならないのですが、能率が非常に悪い。時間ばかりかかって、充実感も達成感もありません。

何をどうしたら良いのかわからないままに時間が過ぎてしまっています。

気候も良くなってきたから、先日作った正太寺でテレワークしてもらうためのあのガーデンテーブル&チェアに行って仕事をしようかと思い始めてきました。

でも檀家さんに見られるとちょっと恥ずかしいような。全然知らない人が使っている分にはみんな素通りでしょうけど、私が使っていたら声もかけたくなるでしょう。私も顔を見たら声を掛けるし。それはそれで能率悪くないかな、と。

昨夜は豪雨だったので、みんなお墓の様子が気になっているはず。連休に入る29日を前に、明日あたり、お掃除に来る方が多いような気がします。

あっ。 うちのお墓は大丈夫なんだろうか。

やる気の出ない時でも、好きな分野のことには比較的手が出やすいのはいつも通り。今日も、作りかかったお便りがなかなか仕上がらないので現実逃避としてサーバー機能の拡充作業に手を染めました。

ひかり電話を契約していると、VPNというサーバーを使うことで、外出先でも固定電話への着信を受けられるように仕組みが作れるのです。ただ、ネットワーク環境の進化に伴って、多分良いことなのですがよりセキュアな方向に各種設定が振られた結果、その仕組みが簡単には作れなくなってしまいました。

それが解決できそうな情報を手に入れたので今日の0時過ぎからしばらく取り組み、夜寝た後に日中に仕上げをしていたのですが、結局のところ失敗でした。発信はできるのですが、着信を受けられないのです。ここまでは以前も出来ていたので、進捗無しです。

いや、できるはずなんです。ちゃんとサーバーを設定すれば。その設定ができない機械を使っているために、出来ないのです。このことには半年ぐらい前の奮闘で気付いたはずだったのですが、今回また同じ轍を踏みました。情報通りに全部やって、それでもなんで出来ないか検討した結果、ああそういえばそうでしたね、すいませんでした。となったのです。

正直なところ、仕上がらないお便りに関しては時間に追われている状況でして、こんなことしている場合ではないのです。場合ではないのに手を出してしまい、挙句進捗無しという結果に・・・

分かっている人向けにもう少し情報を出すと、Linuxでnf_nat_sipモジュールを組み込めれば解決できるはずなのですが、今回サービーに使っているSynologyにはそのモジュール、組み込めないみたいで。検索しても出てこないので無いんじゃないかなぁ、と。ここから先は片手間でやるには大変すぎるので、大人しくRaspberry Piでも買って純粋なLinuxを動かした方が早いんじゃないか、そういう結論に達しました。ただ、基盤だけなら安いんですけどもねぇ。。。

そもそも、追加投資してまで出先で固定電話への着信を受けられるようにする必要があるのかどうかという問題もあります。ボイスワープは契約しているので、完全に転送してしまうことはできます。お寺用の携帯電話番号も檀家さんに機会があるごとに周知しているので、お寺へ電話をしても繋がらなければ、携帯電話へ電話してもらう、ということも可能になっています。

ここまで対策ができていれば、もう十分なんじゃないかと。技術的な興味もあって取り組んできたけれど、業務として取り組むのは、もうここでおしまいにしようかな、という段階にきてしまっていますね。非常に残念ですが、久しぶりにLinuxにも触れてちょっとは知識を取り戻せたので、個人のスキルとしてはプラスとなっています。それでよしとしましょう。

将来的に再び簡単に設定ができるようになったら、その時には設定だけはしておこうかなと思います。檀家さんが電話をくださるときに、すぐに繋がるのが一番喜ばれると思いますから。

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