書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大学無償化の話もどこかへ行って

「異次元」と呼ぶのに相応しい少子化対策にはならんかったなぁ・・・

結局すぐにお金にまつわる色んな話が噴き出してきて、今は報道にも全然乗りませんね。こども未来戦略会議の議事要旨が出てたので斜め読みしましたが、大学無償化に言及してるのは首相の発言だけで、扶養対象が2人に減ったら無償化の対象から外れるといった参考資料を見て制度設計を議論した様子もありません。

なんだこれは。これなら、11日の記者会見の場でこの制度設計を想定していることまで言及するべきだったんじゃないかな。

さて。暮れのおときが終わりました。無事に。膝の痛みが強い日が数日あって歩くのにも気を遣いましたが、今朝からはだいぶ楽になって階段を降りるスピードも上がりました。

お盆は予期せぬ入院でお経に回れず。入院前日に回れた数軒を除けば、1年ぶりの訪問です。どうしてもいつもよりたくさんおしゃべりしたくなって、ずいぶん時間がかかってしまいました。迷惑がられていたらどうしよう・・・

昔は、おときに回ることが辛いことも多かったです。足は痛くなるし、喉は枯れるし。トイレが近いのは昔からなので、トイレを借りるタイミングをいつも気にしていました。今借りても途中でもう一度借りたくなるから、もう一軒我慢しよう、とか。借りるのはもはや前提ですけれどもね。

その辺りの感覚もだいぶ洗練されてきまして、トイレは借りたいときに借りる。帰ったら寝るだけにして、何か他のことをしようと考えない。そうすることで、お経を読んでいる瞬間、お話をしている瞬間、その一つ一つにとても集中できるようになりました。(その影響で日記も中断しました)

それでも大変ではあるので、出かけるときには気を引き締めて出かけるわけですが。

こうしてお檀家さんとおしゃべりして回る時間、やっぱり私は好きなんだなぁ、と何度も感じました。自分がしゃべりたい気持ちもありますし、檀家さんがおしゃべりを求めているのを感じることもあります。基本的には自分の気持ちは抑えて、檀家さんにいっぱいしゃべってもらえるように気をつけてますが、それでもあまり長居をすると、迷惑になりはしないかと心配はあります。

それがきっかけで、来てくれない方がいいと思われたら辛いですから。

来月、新年を迎えると初どきです。今度は檀家さんをお寺に迎えてのお勤めとなります。私が檀家さんのお宅へ行きたいように、お寺へも行きたいと思ってもらえるように、頑張らねばなりません。ゆっくり年越しをしたい気持ちはありますが、まずは住職としての役目をしっかりと果たすことを目指しますよ。

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