書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

良い一日を過ごしました

昨日から修行同期の晋山結制に随喜しているわけですが、早朝から始まった儀式も順調に進み、お昼には記念写真も撮り終えて、楽しい時間が終わりを告げました。

新住職が僧侶たちから力量を試される質問タイムには私も参加しました。難しい質問も良いのですが、途中まではこれから地域に根ざしてどうしていくかという覚悟を聞くかに見せかけて、最終的にはおすすめの観光スポットを聞きました。

それまで難しめの質問が続いていたので、周囲からも自然と笑い声が生まれて、自分の役割を果たせたという満足感も得られました。周囲の和尚さんたちにどう思われたかは分かりませんが、そもそもホームではないし、何を思われても影響はないというのと、地元湖西、そして浜松でも、緊張感を和らげ、新住職の人となりが檀家さんに伝わるような質問が好まれるのです。

もちろん、新住職のカラーと、質問者のカラーと、よく見極めなければなりませんが。

いろんな意味でちょうど良かったんじゃないかな。かの地でもそうした質問がないわけではないようですし。

何にしても全てが和やかに進んでいきました。新住職、ご家族、大変な場面はたくさんあったと思いますが、終わりよければすべてよしです。明日からは来賓の老師方にお礼に回る日々となるでしょうが、少ししたらゆっくりと休息をとってもらいたいものです。ああ、この一言を添えてくるのを忘れてしまったな。

私は昨年、晋山結制の後は暮れのお斉が始まり、年末年始に追い立てられた後は山の掃除が始まって・・・という流れでしたので、しっかり休んだ記憶はありません。日記を読み返せばちょっとずつどこかで休んでいる記述があると思いますが、記憶に残るほどではなく。

その後6月に丸々一月お休みしましたからね・・・あの入院の、遠因になっていた可能性もあります。そうならないようにしてもらいたいものです。

兎にも角にもお疲れ様でした。新住職、そして松林寺お檀家の皆様、おめでとうございます!

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