書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

今週も修行仲間のお寺で晋山結制

先週に続いて今週も、修行仲間(同安居)が住職を務めるお寺で晋山結制でした。おめでたい抱擁に二週続けて随喜できるこの幸せ。

今回も新命住職が問答を行う場面では、お祝いの問答を仕掛けてまいりました。楽しかった。相手が先輩でも後輩でも気を使いますが、同安居ならば気を使う範囲がすごく狭くなります。とてもやりやすい。楽しい。

参列のお檀家さんやご親戚から笑いが起こるのを目標にしていましたが、今回も無事に目標達成です。良かった。

お檀家さんにしろ、ご親戚にしろ、自分のお寺の住職が、他のお寺の住職方とどんな会話をしているかというのは、ほぼ知ることのない様子なんだと思います。その、秘密の世界を少しだけ垣間見られる、貴重なタイミングだと勝手に捉えています。

仏法を問う難しい質問も、新命住職の力量をお檀家さんに示すのに絶対必要です。とはいえ、私に向いているのは、秘密の世界への扉をこじ開ける方だと思ってますので。

今回は10人以上の僧侶が質問に立ちました。私は初めの方で出番をゲットし、その後の質問を聞いていないのですが、10人以上が質問を浴びせるというのはなかなかお目にかかれないと思います。そういう意味でも良い儀式になったと思います。

ただ、この儀式を見届けるためにただひたすら座っているのが仕事のご来賓の方々には、なかなか長い時間だったようでございます・・・機会があれば謝っておこうかな。質問の一つ一つが長くなる先鞭を私がつけた格好になりましたので。

今回は、ネットに上げられる写真が1枚も撮れていないので写真なしの晋山結制随喜報告となります。撮る時間もあまりなかったのですよ。忙しかった〜

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