書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

晋山結制三ヶ寺随喜の11月がやってきた

まずは今週末。同安居(修行の同期)のお寺で随喜します。翌週、これまた同安居のお寺にて。そして最終週には教区のお寺さんに随喜。

めでたい行事がひと月にわたって続く感覚です。お祭りですよ。

そして今日は最初のお寺での準備の日。私はやや遠方(島田市ですので結構遠い)ということもあり、行ってもよし、行かなくてもよし、という立場であったのですが、地元のお寺さんと少しでもコミュニケーションを図るべく、出かけてきました。

苦手なことではありますが、そんなことも言ってられません。修行仲間のお祝いのためです。準備段階から楽しむ気で臨まなければ。

お寺で行う法要でも別格のものが、晋山結制と、住職の葬儀です。どちらも実行委員長や葬儀委員長を檀家総代さんが勤めることが多く、そのことからも分かる通り、お寺と檀家さんが協力して取り組む法要です。

そして、晋山結制は、ずっと笑顔で随喜していられるとても幸せな法要です。こんな楽しい時間はありません。もっとも、先代住職の本葬儀と、新住職の晋山結制を同時に行うことも多いです。密葬儀から大体1年ぐらい間隔が開くことが多いので、悲しみもだいぶ薄れた頃になってしまうのですが、それでも、どんな顔して随喜すればいいか、よく考えて臨まなくてはなりません。

慶事と弔事を同時に行うなんて、いかにも仏教的ではありますが。

そこへ行くと今月随喜する三ヶ寺は全て晋山結制のみです。頭空っぽにしてお祝いムードでいられます。私、こういうところ不器用なのでとてもありがたい。

晋山結制に絡めて一つ告白を。昨年の正太寺における晋山結制にて、兄二人に依頼して、写真とビデオを撮影しましたが、今現在、一切手をつけておりません。見返してすらいません。いつになったら編集できるのか、さっぱりです。檀家さんにもダイジェスト版を見てもらいたいと思っていたのに、そろそろ旬が過ぎようとしています。困ったものです。

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