書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

中学校の文化発表会にて

子どもたちの通う中学校で、文化発表会が開かれました。コロナ禍以降初となる、入場制限無しの開催です。メインはクラスごとの合唱です。昨年は学年ごとに保護者入れ替え制でした。また、吹奏楽部の演奏もあるのですが、こちらは部員の保護者だけという制限付きでした。それらが一切取り払われての開催です。嬉しい。

しかし、余談を許さぬ状況でもありました。本来は先週開催だったのですが、学級閉鎖のクラスが出てしまったので、一週間の延期となりました。今週だって、どうなるか分かったものではなかったのです。

オンラインで配信になるのではという予想もありましたが、せっかくなら会場で聴きたいものです。ミュージシャンのライブもそうですが、後から映像を見ても現場での臨場感には到底及びません。行ったことないですが、及んでいないのは分かります。

今回もビデオ片手に撮影しながら観覧しましたが、後から見返した時に楽しむことができるのは、実際にその場にいたからこその部分も大きいです。録画したものと、現場で見て聴いたものとでは、やはり違いがあります。その補正が、現場にいたからこそ、うまく働くのです。

中学生にとって、合唱というのは難しいものだと思います。恥ずかしさももちろんあるし、それを乗り越えても、仕上げていくには誰かがリーダーシップを取らなくてはなりません。誰がリーダーになるのか。名乗り出るような子は滅多にいないものです。

そうしたいくつかの関門を突破して、今日のこの発表があるわけで、それらがひっくるまっての合唱だと思うと、親の目にも耳にね感動フィルターが何重にも施されるのです。

このフィルター、万人向けに調整して発売したい。

そのフィルターを通したものではありましたが、子どもたちの頑張りは十分に伝わってきました。こうして自分の目で見られることに感謝です。良い1日でした。

(でも今は全部で6クラス。3年生は学年でまとめて発表だったので、5曲なのです。私の頃は3学年で24クラスありました。よく一日で終わったものですよね。)

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