書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

5月の草刈り開始と、1Kルーム

ゴールデンウィークも終わり、今週の平日はたぶんお墓参りは少なくなりそう。そのタイミングを狙って、山の上の墓地の草刈りを始めました。

昨年秋に購入して大活躍した芝刈り機の登場です。バッテリーに投資できないので連続稼働は1時間半といったところ。あと2個買い増しすると合計6個となり、充電しながらの切れ目ない稼働ができるのですが、今月も買えそうに無いなあ。

2個で3万円ぐらいです。

草刈機で作業していた時には3日ぐらいかかった範囲が、日で終わりました。時間にしたら3時間半ぐらい。もっとも、草刈り機の時にも実働は1日4時間ぐらいでしたので、私の言う1日という単位の読み取りには注意が必要です。

それに、細かなところは刈れません。隅までちゃんと綺麗にするのは草刈り機との併用が欠かせませんが、それは庭師さんにお任せしましょう。順調にいけば明日には山の上の墓地は終えられるので、6月のお盆までに整えておきたいその他の場所へ転戦です。主には剪定ですが、駐車場の草刈りはどうしてもしておかなきゃならないですね。あそこが一番しんどい。でももうちょっと草が伸びないと芝刈り機で刈れない。

6月に入ったらこうした時間は取れないので、それまでになんとか良い具合に伸びてもらって、草刈りを終えたいものです。

山から軽トラで降りながら、聴いていたPodcastの影響もあって、1Kルームというものに思いを馳せました。娘がもうすぐ一人暮らしをするような年頃になりますが、当然最初は1Kです。自分でお金が稼げるようになったらそこから先は徐々に広い部屋へ移って欲しい(それぐらいのお給料をもらって欲しい)と思いますが、どうしたって最初は1Kです。

私も学生時分の一人暮らしは1Kでした。十分と言えば十分。でも、あの部屋から一歩も外に出られないとなったら、とても窮屈に思うかもしれません。今なら。

独身生活をしていても、普通は、稼ぎに応じてもう1部屋ついているところへ引っ越したりとするものだと思います。所持品も増えて、それらを置く場所も欲しくなるでしょうし。ベッドルームを別に持てるだけでも、生活の質が向上しそうです。

私がもし一人暮らしを続けていたら、どうしていただろうか、というのが、軽トラで馳せた部分。あの頃のズボラさを思うに、いつまでも1Kルームで生活していたんじゃなかろうか。うまいこと結婚するようなことになったら、その時点でようやく「新居」という括りで新しい部屋を探し出したんじゃないかな、と。そういう機会がなければずっと同じ部屋に居続けた可能性がだいぶ高いように思えるんです。

自分の生活の中で、優先度がそこまで高くなかったというか。修行のために一人暮らしを終え、それからお寺に戻り、今に至るのですが、そうした変化があったからこそ、生活環境へのこだわりというものを持つようになりましたけれども。

修行に入らなかった道、それを想像すると、少しゾッとします。今、曲がりなりにも一人の大人として生活できていることが奇跡のようにも思えます。

今までの道りのがはっきりと失敗ではなくて良かった。もちろん、目指したかった夢もあったし、今だって諦めきれていない夢もありますが・・・(現状に満足できていると、夢には辿り着けないんだろうなぁ)

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