書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

山梨県に来ています

窓もないホテルの一室にて。

リゾートホテルという名前なのに、リソート感のないホテルにいます。PTA連絡会の経費で泊まっているので文句もないのですが、それよりも心配事であるのです。

PTAの関東ブロック大会という催しで来ています。コロナ禍以降初の人を集めてのブロック大会ということで、主管の山梨県のPTAの方々にとっては大変なご苦労があったことと思います。一日目の分科会を終え、16時半に終了と聞いていたのに18時までかかり、内容のどれもが長引いたわけでもないことに驚きを感じていますが、多分16時半終了という案内が間違っていたのでしょう。きっと。

地元の高校のジャズ演奏は最高だったし(ずっと笑顔で楽しそうに演奏してるんですもの。音も気持ち良いし、最高以外の言葉が見つかりません)、富士山の噴火被害をどう避けるかという講演も面白かったし、各PTAの活動報告も思いのほか面白く。うんこだったのですよ、うんこ。

4つのPTAの活動報告があったのですが、その中にほとんど地元と言っても良い浜松市立東部中学校が入っていて、高校のような同窓会組織が平成28年に設立され、資金面で学校をバックアップしているという情報は貴重でした。その手があったか。

この東部中学校の元のPTA会長さんによる発表の技術自体も上手で、またうんこ交通安全の作成に携わった川崎市幸区の市立日吉小学校と中学校のPTA、発表したのは原点となった中学校の方の元のPTA会長さんの発表も、スライドが前編うんこで面白い。しかもそのことに一切触れないことに徹底していて、素晴らしかったです。

その後は川口浅間神社で毎年奉納される、富士山の噴火を鎮めたという稚児による舞も見せてもらい、会場の市民会館がプラネタリウムになったり、そんなこんなしている間に18時でした。そのどこでも余分に時間はかかっていないし、削れたとしても10分ぐらいのもの。予定通りの進行だったのだと思います。

ただ、途中退席する人たちがそこそこいたことを考えると、あれはきっとツアーを組んで参加をしたPTAであり、ホテルへの入時間とか、夕食の時間とか、ずらせる限界が来ていたのだと思います。つまり、16時半終了でツアーは組まれていた、すなわち、どこかで情報の未達があったのでしょう。私もずっと16時半終了だと思っていたし。

途中退席した人たちはもったいなかったと思います。それぐらい、エキシビジョンも良いものばかりでした。

そして、ホテルです。お部屋の内装は改装されて綺麗なのですが、基本設計の古さは隠せません。ルートインとかリッチモンドとかダイワロイとか、よくできているなぁと感じます。だからと言って別に変なホテルではないのですが、なんか残念なのです。

今回のホテル選定は、県のPTA連絡協議会が行ってくれました。実際に動いているのは旅行会社のはずです。今までに利用した際の情報に加えて、山梨県の観光サイドからもおそらくおすすめホテルとかは伝えられてるんじゃないのかなぁ。それと関東一園から集まるPTAの集団達とのホテル争奪戦があり、私が今泊めてもらっているお部屋があるわけです。

予算の都合とかもいろいろありますが、これが果たして山梨県のPTAとして泊まってもらいたかったお部屋なのだろうか、という心配が、冒頭の心配事なのです。山梨県のホテルはこんなものか、という感じで帰られちゃったら・・・と。

全国大会であった山形県のホテルも、米沢市で泊まったホテルも決して贅沢なホテルではありませんでしたが、不思議としっくりくるホテルであり、米沢へ行く機会があったらまず候補に入れよう、というぐらいの気持ちにはなりました。二泊目は山形駅前のルートインであり、こちらはさすがルートイン、大変無難です。外資系ホテルが高級路線に走るしかないのは、日本のこのレベルのビジネスホテルがしっかりしすぎているせいだと思います。

もちろんこのエリア周辺にもルートインは存在しています。旅行会社としては取りたかったかもしれない。でも今回、希望者には食事をしながらの「情報交換会」が用意されていました。それがネックになって、ルートインは選択肢から外れた可能性もあります。山形で泊まったルートインは、コロナでレストランの夕食はかなり縮小されていて、情報交換会ができるような状況ではありませんでした。

というか、さっきフロントで、「交流会はあちらの会場です」って案内されましたけど。情報交換会の建前はどこへ行った。

私は万に一つでも感染症にかかるわけにはいかない時期なので、そちらはパス。体調不良の人が無理して参加していなければよっぽど大丈夫だとは思うんですけどねぇ。さすがにアルコールは出ないだろうし・・・

ま、でも、各部屋でエアコンの調整がしっかり効くし、お風呂でしっかりお湯が出るし、トイレの水は流れるし。湯沸かしポットもあるし、冷蔵庫は電源入っていたし、作業用の机もそこそこのスペースがあるし、だんだん気に入ってきましたよ。このお部屋も。

ただ、窓がないのは寂しいな。屋上が展望台になっていて、いつでも出れるらしいですけれど、そこまでの元気はちょっとないです。一人でここまで運転してくると、すごい虚しい気持ちに途中でなりました。それが疲れになっているのかも。長距離運転には家族がいつも一緒でしたからね、寂しいんですよ。それをちょっと癒してくれる景色を、部屋の窓から見たかったなぁ。

以上、宿泊記のようなものでした。じっくりとデスクに向かって日記書いてたら、だんだん及第点のホテルになってきましたよ。なんだこの感覚は。(インターネットはむちゃくちゃ速いですよ、ここ)

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