書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

喉が大ピンチ

お経を読んでいると、途中で声がガラガラになるようになってしまいました。23日の法事の時から急に。一過性のものだと思っていたら、昨日も、今日も。どの日も法事は一件だけ。20分そこそこのお経を読んでいるだけで、最後の5分ぐらいでしょうか、ガラガラ声になり、とても出しにくくなってしまいます。

痰が絡むという感じでもありません。

常用しているのどフレッシュを喉に当てればそれでしばらくは回復しますが、完全ではありません。

お経の終わった後は、普通に喋れます。その時には痰が絡んでいるのかな、という感覚はちょっとありますが、その後に痰が出る時があるわけでもなく。

全然心当たりもなく。もちろん熱も無いし、喉の痛みも、違和感すらありません。お経の前に檀家さんと少しおしゃべりしている時も、法事の流れを話しているときも、何にも異常はないのです。

これは一体。

もしかして。

喉の寿命?

私の感覚では、喉には寿命があります。師匠は70代になってお経を読む際に声が出しづらいというようになりました。喉のポリープ除去手術がきっかけになったと思うのですが、しかし、師匠のお父さんも、晩年は掠れたような声をしていたというように聞いています。

師匠は20代半ばで正太寺に入り、それから僧侶としての人生を歩んでいます。約50年。声が出しづらくなるまでで数えれば、45年ぐらい。私は小学生5年生で得度し、お盆のお経について回るようになりました。そこから数えれば、私の僧侶人生は36年。

喉の寿命にも当然個人差があり、何かにつけて人より耐久性のない私のことですから師匠よりは短い喉寿命だと見積もれば、ちょうど今頃症状が出始めてもおかしくは・・・

思えばここ数年、葬儀の際に維那という進行役を勤めると、途中で声が枯れるということが頻繁にありました。もしかして、もしかして。

師匠と同じようにポリープができている可能性もあります。人間ドックで胃カメラやってもらったのは3年前。その時にはきれいだったはずですが。そろそろ人間ドックもやらなきゃいけないなぁ・・・

お寺さんへの晋山結制挨拶回りの道中、かなり寒い日だったので、それで体調がやや崩れているという可能性もあります。それであって欲しいです。しばらくは様子見ということで、今週末の法事を緊張して迎えたいと思います。

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