書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

配役変更を考えねばならない

先週、晋山結制への随喜(手伝いと参列)をお願いするお手紙を各方面へ差し出しました。段々と返信が届いております。返信をいただいた方は今の所皆さん出席いただけるのですが、現段階でお一方ほぼほぼ確定で欠席となっています。

さらにもうお一方、おそらく欠席になるんじゃないかなという方が。

うん。君のこと。

どちらの方も別の晋山結制への随喜。それも、かなり前からのお約束。お寺同士の関係性や和尚個人の関係性との天秤にもかけるわけですが、それらを考慮したとしても、私もそちらへ行くことを選ぶかな、という状態。

そんな状態でもなければ欠席ということはほぼほぼない世界ですのでね。

ですので、欠席発生は致し方ないことでして、そうなると、当初予定していた配役に空きができます。そこを埋めなくてはなりません。

新たに誰かに来てもらうわけではなく、特段の配役はなく、参列だけをお願いする方がたくさんいらっしゃるので、その方々を何かしらの配役についていただき、元々その配役についてもらう予定だった方を別の配役に変えて、さらに・・・という具合に玉突きのようにして配役を変更して、空いた配役へ誰かしらをあてがうのです。

たまたま現時点で欠席が予定されているお二方とも、向き不向きの強い傾向の配役をお願いする予定だったため、単純に今空いている方に変わりをお願いするというわけにはいきません。

その役を担当するにあたっての年齢感とか、このメンバー内での立ち位置とか、そういうところをよくよく考えて、玉突きをしていくんです。

最初は楽しかったんですけれど、当初案が出来上がった時にはものすごくホッとしたぐらいに、なかなか難しい仕事でした。これを一部とはいえ、もう一度、いや、当日までの間に急遽欠席という方も出てくるでしょうから、さらにもう一度、という具合に何度か行う必要があります。折り込み済みのこととはいえ、知恵熱が出そうです。

いやー、しかし、とりあえずどなたにお願いしようかしら。一番向いている方が、お寺の関係性から考えたら絶対にそんな役を当ててはならない方だったりしまして、悩んでいます。喜んでやってくれるはずですけれど、周りの和尚さん方から「なんてことをさせるんだ」と叱られそうで。いや、でも、今回を逃したら、その方、こういう役を楽しむ機会がこの先もう無いのでは・・・

そんなことを考えながら1日過ごしてしまいました。結論は出ませんでした。他の仕事の面では今日は大きな前身があったので、1日の過ごし方としてはそこそこ満足。よしよし。

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