書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

再びワーケーションについて考えてみる

先日、全国曹洞宗青年会の主催するオンライン講座を受講しまして、その中で朝のお勤めのライブ配信が取り上げられていました。

とにかく毎日配信する他宗派のお寺さんの紹介がありました。今ではライブだけでも毎日20人ほどが閲覧してくれている、と。

加えて録画を見てくれる人もいるということで、毎日20人もの参詣者が訪れるなんてことはありえない正太寺としては大いに注目しているところです。

そのお寺さん、毎日配信なので、お休みの日関係なし。そもそもお寺にいると、お休みのつもりでいてもいつ何どき訃報を受けての枕経というものが発生するか分からないわけですが、それでも旅行へ行ったりはするわけです。お寺を留守にするときもあるのです。

そういう日の配信は、泊まっている旅館の部屋で朝のお勤めをして、それを配信した、と。

以前伺った修行道場の御住職の話で、病気で入院しても朝のお勤めはもちろん、坐禅などを欠かさなかったという方がいらっしゃいましたが、それに通ずるお話かなと思いました。

私なんぞは旅行に出た時だけは遅く起きられる!と喜んでいるわけですが、爪の垢を煎じて飲ませてもらわないとなりません。

そして、旅行先からも配信をするという姿が、僧侶版のワーケーションではあるまいか、思ったのです。

邪な心が、それをやるためだけにライブ配信を始めて旅行に出ようと囁きかけてきます。私の心らしく、私色に染まった良い子です。

よくよく考えてみると、最近ではどんな日でも毎日ちゃんとその日のうちにこの日記を書くようにしている私もまた、旅先で日記を書いているその瞬間が、ワーケーションなのではなかろうか、思うわけです。

事実、旅行中の少なくない時間を費やして業務としてのこの日記を書いているわけで。(趣味でやってるわけではないのですよ)

そうなのだ。私も憧れのワーケーションをやっていたのだ!いつのまにか!

というところまで来て、ワーケーションはどちらかといえば滞在型だよな、と思い直したのです。1泊旅行ではワーケーションにはなり得ないのでは、と。

では、滞在型と言えるのは何泊ぐらいかとすると、やはり1週間ぐらいでしょうか?

1週間・・・

最近、ワーケーション向けに一ヶ月分で何万円〜!というのが時々ニュースになりますね。一度試してみたいものです。あまり時間をかけずに帰れる距離じゃなきゃならないので、伊豆とか、蒲郡とか。

もっとも、そもそとその何万円を用意できたらの話ですし、加えて私の場合は家族で行かないと休暇という気がしないので、何万円では済まないことに。

やはり稼ぎが良い人でないと憧れのワーケーションは無理かぁ。

副業チャレンジもうまくいかないし。そもそも副業に回す時間が失われて久しい。なんとかしなくては。

お寺が布施収入以外の収入を増やせると、給料も増やせるし、維持費にも回せるし、檀家さんにとってもハッピーなのですけれどね。

現状は給料を下げる話をしています・・・

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