書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

対面にしろメールにしろ、人と関わると、情が湧きますね

母の携帯電話契約の名義を私へ変更するために、某キャリアショップへ。大変丁寧な接客をいただきました。

ちょいちょいとしつこくないセールスが入るのが楽しかったです。

今回は委任状を用意して、私1人でショップへ行きました。あまり高齢になりすぎて、電話での応対もできなくなると、名義変更もままならなくなります。携帯電話のことでしたら契約変更ぐらいまではネットでできますが、解約となると敷居が上がります。ショップによっては解約は委任状ではできないと判断するところもあるとか。キャリア本体的には大丈夫なはずなのですが、悪いことする人がいるために善良な人が迷惑を被る典型的なシーンだと思います。

私の心算では、名義変更が為され次第、MNPMVNOへ転出し、月々の支払いをグッと抑えるつもりでした。しかし、ショップへ行って対面で色々お話ししていると、すぐに転出するのは申し訳ないような気さえしてきます。料金のことを考えたら母には不要なプラン内容なのですぐにでも安いところへ行くべきなんですけれど。

今の母には、3大キャリアのプランはどれも不必要なのです。エリアの問題さえなければ楽天モバイルでも十分ぐらい。ちゃんと使っても毎月の料金はゼロになりそう。ただ、今の母には、通話料をゼロにするための前提でRaluten Linkアプリを使っての電話発信は覚えられないだろうけれど。

昨日、今月宿泊を予定しているホテルからメールあり。2往復ぐらいのメールのやりとりがありました。ホテルチェーンの無料宿泊券を消費したくて宿泊予約を入れたのですが、第一希望のホテルは、コロナの状況を伺っているうちに対象の部屋がなくなってしまったのです。

そこで仕方なしに第二希望のホテルにしたわけですが、今日になって第一希望のホテルに部屋が出てきました。みんなが予約を入れそうな時期は無料宿泊券対象の部屋数を絞っていたか、当月になったので余っている部屋を無料宿泊券の枠にあてがってきたか、どちらかだと思います。

私もこのホテルチェーンは長年にわたって利用してきたので、こうした事態も想定はしていました。第一希望のホテルで空き部屋がでから、第二希望のホテルはすぐにキャンセルして予約を入れ直すつもりだったのです。でも、メールのやり取りをしたがために、ここですぐにキャンセルするのは申し訳ない気がしてしまって。

今、二の足を踏んでいます。

第二希望のホテルは昨年開業したばかりで、とても新しい。コロナ禍で利用しにくい大浴場も、客室から混雑状況がモニターできるらしく、空いているタイミングを狙いやすいという、今時のホテルならではの使いやすさがあります。

一方、第一希望のホテルは築年数はかなり経っていますが、ホテル内にちゃんと駐車場があるし、部屋は広いし。何より部屋代が5万円も違うのです。どちらにせよ無料だと言っても、高いお部屋に無料で泊まった方がなんか得をした気持ちになる・・・

和尚が言ってはならないことを言ったような気がしました。忘れてください。

駐車場問題が一番ネックでして。空いている駐車場を探さなきゃならないというのが、湖西市以外はよく知らないというほどに世間慣れしていない私には高難度な作業でして。それさえなければ「新品のホテルだー、ヤッホーっイッ」と浮かれていられるんですけど。

そんな具合で、人と接すると、それだけですぐに情が湧いて、解約とか、キャンセルとか、しづらくなるよね、というお話しでした。特にホテルなんかだと、予約した後に、自動返信のメールだけではなくて、担当者の名前の入ったメールが届くだけでも、それがほぼほぼ定型分であったとしても、キャンセルしづらくなる気がします。

そもそも自動返信メールを人が書いたっぽくも出来ちゃいそうですが、そこは手を抜かずに、情が湧いた状態でお客さんに到着してもらえるようにするだけで、満足度はかなり上がるような気はしますね。

お寺にも応用できる部分あるかなぁ。

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