書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

月末までに回答するアンケートが出てきた

12月の初めの頃に届いたように思うのですが、とある官公庁から送付されてきた「調査」と題に入っているアンケートが、机を整理したら出てきました。

いやいや、忘れていたわけではありませんよ。時々は思い出していましたし、どこにあるかも覚えていました。それがたまたま、片付けをしたタイミングで出てきた、というだけで。先週も

「よしよし、ちゃんとここにある」

と確認したばかりでしたし。

さて、中身はともかく、手書きで書き込んで返送するタイプのアンケートなのですよね。宗教法人対象なので、回答者の平均年齢はおそらくかなり高いと予想されます。そんな中でオンライン回答を求めたところで返答率はかなり低そうなことは火を見るよりも明らか。

とはいえ、手書きのみというのもどうかと。オンライン回答なら、到着即日に回答していた自信があります。手書きという時点で後回しになって、いよいよ締切という時分になってようやく回答する気になったのです。ある程度若い世代からの回答漏れの可能性も今後は考えていただきたいものです。

さらにいうなら、質問票も回答用紙もどちらも用意サイズがA3と、机の上での取り回しが非常に悪い。なぜA3なのか。A4ではいけなかったのか。

場合によっては机の整理から取り掛からないと回答できないわけですよ。私などはまさにそうなのですが。

予算の都合というのが一番考えられる理由ではありますので、担当者としてはどうにもならなかったのかもしれません。デジタル庁ができて、デジタル化へ舵を大きく切っているその最中でのこの出来事です。

さて。愚痴ばかりに見えますが、ここで話は終わりではありません。常々のこうした出来事をストックして、自分が実施する側に回った場合に活かすのです。アンケートを取るだけでなく、近似の取り組みをするかもしれません。自分が同じような感想を抱かれないように。

ただ、オンライン回答がそもそも念頭にない人にとっては、例えば紙の回答用紙を用意し、さらにオンラインの回答サイトを用意し、その案内を書いたとすると、ごちゃごちゃして分かりにくい、という意見にもなるのです。紙の回答用紙だけで良いじゃないか、と。

こうした時の対応は非常に難しい。文章が増えれば増えるほど、分かりにくくなります。それは確かに言う通り。でもだからと言って、このご時世にスマホで回答できないアンケートは、ちょっと考えづらい。でも、お檀家さんの年齢層は幅が広い・・・

どうしたら良いかと言えば、文章が増えても分かりやすい表現をすれば良い、となります。デザインの勉強しなきゃならない。でも結局、何事もそこにたどり着きます。

デザイン。

デザイン。

デザインにもいろいろな分野がありますから、どこに学んで良いかもよく分かりません。専門学校に通う時間は当然ありませんし、費用もない。一体どうやって勉強したら良いのか。真似するのが一番効率良さそうですが、真似しやすい対象が今のところ無いような。

同業の皆さんはどうしているでしょうか。アンケートでなくても、お寺からのお便りも、ついつい文字が増えがち。内容を絞ると、伝えたいことと違うように伝わってしまわないかという心配もあります。

お坊さんの研修に、こういう内容があったら嬉しいですね。少なくとも私が喜びますし、読みやすくなったら檀家さんが喜びます。良いことばかり。

まあとにかく、色々探してみます。

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