書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

人参がぶら下がらない

例によって私の休日計画は頓挫しまして、毎日がバラ色の修行日和となっております。日常を繰り返す修行は体が馴染んでいますが、非日常が繰り返されるのはしんどいのですよ。誰にも言えないのでここでつぶやいておきます。助けて。

今までならこういう時、人参をぶら下げました。旅行という名の人参を。修行僧にも癒しの時間は必要なのです。

しかし、コロナ禍の現在、その人参は使えません。そして、他になにが代わり足り得るかと考えても、思い浮かびません。思考も鈍り、新しい何かなど思いつかないわけです。

思考力は本当に、びっくりするぐらい落ちてますね。まだ凡ミス多発という事態にはなっていませんが、このままだとそれも近いです。それぐらい、近年稀にみる忙しさを経験しています。師匠もこんな状況(忙しい時期に忙しいことが続く)は経験がないと言いますし。

大変稀な時を過ごしていることになります。ありがたいですね。

そうだ。ありがたいと思って過ごせば良いのです。仏教の基本ですよ。物事は全て、自らの捉え方次第で性格が変わるのです。自分の状況を変えるのは、自分自身の捉え方なのです。

そう考えれば、身に染みる良い修行をさせてもらっているといえます。ありがたやありがたや。

問題は私の体が最後まで持つのかどうかというところで。最後っていつですか。予定では来週の水曜日にはひと段落。予定では。そろそろ予定を予定として実行させてください。

泣き言を書き連ねるぐらいに弱っております。元気になるように、祈ってください。

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