書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

少し元気出てきました

一つ一つ仕事を片付けていけば、自然と元気が出てくるものです。夜になれば初どきのために檀家さんが集まってきてくれて、いつもの笑顔を見せてくれます。それだけあれば、しばらくまた走り続けるぐらいの元気は回復します。

趣味という趣味が、最近持てていないのも問題だと思うようになりました。

私の趣味って、なんだろう。

その昔は、パソコンでした。パソコンを使うだけで楽しかった。そのうちにプログラミングを覚えて、熱中しました。楽しかったなぁ。

作る目的があると、プログラミングはすぐに上達しますし、時間が無限に消費されてとても楽しいのです。寝る時間が惜しくて惜しくて。布団に入っても寝入る寸前までバグの原因について考えていました。楽しかった。

パソコンが一般的になり、アプリケーションの多様さが広がり、必要と思うものがさほど苦もなく手に入るようになってから、プログラミング熱は冷めてしまったように思います。最後のそれらしいことは、宗務所の受付システム。あれ以来、まともなものは作っていません。あの時は久しぶりに楽しかったです。それからもう10年経ちますからね。バグ修正で時々触るぐらいで、最後の機能追加からも数年経ちます。そろそろ何か要望が出ていないかな。

趣味に費やす時間もお金も無いとはいえ、それは趣味がない状態だからであって、本当に何かやりたいことができれば、時間も作り出すしお金も他を節約して作り出すものです。趣味に取り組んでいる時間だけでなく、そこに至るそうした時間までもが、充実した時間になります。趣味って大事。坐禅が趣味なら話は早いのですが。

高僧と呼ばれた方々も、嗜みを持っていました。だから、趣味は誰にでも必要なのです。お釈迦様の趣味というのは聞いたことないですけどね。最も、お釈迦様ほどの人の人生を半端な僧侶が回想しようにも、スケールが違いすぎて想像が追いつきませんね。

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