書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

3mlって、こんな多いのか

アルコール消毒液を使う際の適量は、3ml。これは以前の日記にも書きました。目安として、500円玉くらいの水溜りを手のひらに作るように消毒液を取るのですが、ボトル式ならワンプッシュが目安と思ってきました。

大体どこでも、ワンプッシュでお願いします、と注意書きされていますし。

自分で使う際にもその時の使い心地を意識して使ってきました。先日本堂に、電池で動くアルコール自動ディスペンサーを導入しまして、それは最大でも1.9mlしか出ません。外箱には書いてなくて、中の説明書を見るまで分からなかったのでちょっと残念な気持ちになりましたが、それでも、普段街中で見かける他人の使用量に比べると多いように思えたので、もっとたくさん必要なんだよということが伝わればいいかと、2週間ほど使っています。

自動で出るのはやはり便利なので、玄関にも設置しようと、同じものを買いにホームセンター「ナフコ」へ行ったのですが、あんなにたくさんあった同型機は姿を消し、代わりにナフコブランドの似たような機械が大量に並べられていました。

価格は同じぐらいなのでいいのですが。でも親切なことに、外箱に一回でどれくらいの量が出るかが書かれていました。2.4ml。これでも適量には足りないのですが、今のものよりも多く出るので、買ってみることに。

先ほどお試しで使ってみたのですが、これがもう、目から鱗

2.4ml、すごく多いです。アルコール消毒液を使う際には手を洗う時と同じように、指先や指の間や親指の付け根など、意識しないと塗り損ねるところまで入念に塗り広げる必要があるのですが、それをし終えてもまだ乾きません。そこから自然乾燥するのを待ち時間があります。

手にしっかり塗り広げたら、自然乾燥するまで擦らないでいるというのも大事なことのようですが、その時間がちゃんとある量でした。これが3mlだと、もう少し長い時間自然乾燥にかかることになります。

15秒から30秒かけて消毒するようにと書かれているのを見ましたが、これなら30秒は確実に要します。お客さんの応対に直前に消毒すると、しばらくお待たせすることになる感じ。会話はできるけれど、何も触れないから。

なぜ3ml出るように設計しないのかという疑問はあるものの、センサーの反応も良いし、消毒液を入れるタンク部分は一応黒くなっていて紫外線避けに気を遣っているっぽいし、なかなか良いです。

これでまた、檀家さんに、どれくらいが適量かというのがはっきり伝えられるようになります。

対策していても感染するのって、こういう細かなところの対策不足が原因だったりしないんですかね。保健所の聞き取り調査の時に、普段どのように手指消毒をしているか確認してみるとか、もしくはしているのかとか、そういう情報も出てくると良いんですけれど。

テレビも人数の報道ばかりではなく、番組内で定期的により正しい方法を伝えてくれると良いのにね。

私は、消毒液が乾くまでの間に、医療系のテレビドラマで手術室に入ってくるドクターのように、手のひらを顔の方に向けて顔の高さまで上げたあのポーズをしてしまいがちです。みんなでやりましょう。

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