書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

草刈り作務、終了。そしてアルコール消毒スプレーを求める旅。

見た目がどうあれ、草刈り作務、終了。もし庭師さんが今後入るようなら気になるところはそれで綺麗になるし。これだけ刈ってあれば庭師さんの作業時間も少しは短くなって、経費も抑えられることでしょう。

お盆のお経に持って出るアルコールスプレーを作るべく、杏林堂へ行ってきました。まだまだアルコールスプレーが店頭で売っていることはないのですが、アルコールを入れても大丈夫な容器を使った製品を買ってきて、中身を入れ替えるのです。

アルコールスプレー容器、というものがネットでは販売されていますが、締まりが悪かったり、実際にはアルコールに対応していなかったりとなかなかちゃんとしたものに当たるのが難しい。そして何より、中身入りの製品の方が安いという現実が…

実際には容器の値段というのはその程度であるはずで、需要に応じて高価になっているんですよね。

アルコールを使った製品であれば入れ換え容器として適正であると言えます。自己責任ですけどもね。今回はそうした製品が見つけられなかったのですが(別働隊の妻が向かった先では、その条件に該当するリセッシュが品切れしていたと…。私は杏林堂で売り場が見つけられなかったという…)、スプレーボトルの素材がアルコールに対応している、はず、の容器を使ったものを買ってきました。

調べたところでは、PP、PEであればいい、と。ポリプロピレンとポリエチレンですね。ペットの場合は、大丈夫な場合と大丈夫でない場合があるようです。

スプレーというよりは霧が出るタイプだったので、結構手に近づけで吹き付けないといけませんが、無い物ねだりをしている場合ではありませんので、これにアルコール消毒液を入れて師匠と一本ずつ持って、お経に出陣します。

ちなみにアルコール消毒液は、無水エタノールと水道水で作ります。お盆の間ぐらいであれば、水道水でも劣化しないはず。Amazonで在庫が出るたびに少しずつ買い足して、今は500mlが7本。本堂において置く分も含んでですが、なんとか足りるんじゃ無いかな。

アルコール消毒液の転売も禁止になったので、そのうちには適正価格で市場に流通するようになると思っていますが、しばらくはAmazon見張りを続ける必要もありそうです。さすがにこの先、業務用の6リットルとか入っているものを買う必要はないと思っていますが。

杏林堂の店頭で、アルコールジェルを見かけました。ワゴンに入ってたくさん売られていて、おおこれはこれは、と思ったのですが、成分を見てもアルコール濃度が書いてありません。それどころか、化粧水として販売しているものでした。推測ですが、濃度的には50%〜60%未満というところかな、と。一応引火する危険ありと書かれています。

アルコールジェルで我が家で馴染みが深い手ピカジェルは、エタノールが70%以上入っていて、指定医薬部外品の表示があります。全然別物なのですよね。

アルコールジェルを手作りするのであれば、濃度が下がるのは仕方がないことでしたが、既製品を買うのであればちゃんとしたものを買いたいです。何の説明も無しに販売している薬局というのはどんなものかなと思ってしまいますが、私とてたまたま朝方に化粧水という分類のアルコールジェルというものを知ったところでしたので、とやかく言えたものではありません。

ただ、「手指の消毒に!」というPOPも無かったので、それはつまり製品の性能をしっかりと理解しているという証左かな、とも思ったりして。

あまり売れてなさそうなのがまた、買う方もみんな賢いなー、と、私ももっと勉強しないと、と思った次第です。

緊急事態宣言も全都道府県で解除されました。この先どんな未来が待っているのか。幸い、その未来へ我々はアグレッシブルに変化を加えられる立場にいます。みんなで協力して、感染第二波を防いで、世界的にも収束していくように強力の輪を広めて行けたらいいですね。