書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お稲荷様のお手紙完成、お正月に悩む

12月はお稲荷様の大祭の月。毎年第三日曜日に修行しています。例大祭、っていうんでしょうかね。神様の領域の呼び方はちょっと不慣れ。

お寺に鳥居があって、神様がお祀りされているわけですが、神社の神様と違うのは、仏教に帰依した神様なのです。神様には違いないので、鳥居があるんです。

お寺の成り立ちによっては、もともと神社だったところがお寺になったというところもあって、事情はなかなかに複雑。歴史を紐解くと面白いと思いますよ。そういうお寺は神宮寺という名前になりがちだとか。一概には決めつけられませんから、やはり歴史の世界へダイブすると面白い。

正太寺ではお稲荷様をお祀りして、正太寺を護っていただいています。鎮守様です。そのお祭りが、12月にあるのですが、例年、炊き出しをして昼食をふるまっています。でも今年はコロナ禍で炊き出しは注意しなくてはならないことが多くて躊躇しました。

世話人さん達と相談して、今年は炊き出しは無し。お世話人さんだけの参列でご祈祷をして、お札を配ってもらうことにしました。

その旨を周知するべくお手紙を作っていて、文面は昨夜のうちに完成。今日は宛名を印刷するための準備を進めてきました。

地元の神様ということで、檀家さん以外にも御祈祷を希望される方がいます。ありがたいことです。正太寺の名簿には載っていないので、普段は婦人部の役員さんが炊き出しの食券を配りながら案内をしてもらっていたのですが、今年は食券がないので、自分で配ることにしていたのですが、どこのお宅か分からないのです。

名前は分かるので、住宅地図をじっと眺めて探して。

住宅地図の文字って、こんなに小さかったでしたっけ?虫眼鏡登場したんですけど・・・

場所が把握できたところで晩になって、タイムオーバー。夜中に宛名を印刷するところまでしたいですが、相変わらずのブラック労働だなぁ、なんて思いもして。

封筒もタダではないので、出来ればお正月の案内も同封したいのですが、お正月についてはどういう形にしようか、悩んでいます。

正月三が日の朝のお勤めは、檀家さんと一緒に行なっています。ただ、密になります。寒くて換気もできないし。

おしゃべりはほぼないので、おそらく大丈夫だとは思うのですが、湖西市でもここ数日、毎日のように陽性になってしまった方が出ているので、どこからどう回ってくるか分かりません。君子危うきに近寄らず、ということで、私一人でのお勤めに切り替えた方がいいのか。

しかしその後の行持の都合もあって、安易に取りやめにしてしまうと、やったりやめたりする行持があるのはなんなんだ、ということにもなりかねず。そちらは密にはならないので危険は少ないのですが、危険がゼロかと言われれば強く言い切れません。しかしやれる行持はやっていきたい。その辺りのバランスも考えて、悩んでいます。

例年通りに朝のお勤めをすると案内したとしても、それぞれに気をつけることで、結果的に来るのをやめる人もいて、そんなに密にならないという可能性もあります。それを見越して、万全の対策をしてお越しください、と書いてみようかとか。

いやー、もー、どーしよー

もうしばらく、悩むことにします。

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