書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

葬儀後の体の疲れが半端ない

最近は毎晩ウォーキングを30分ほどしているので、少しは人としてまともな体力が得られてきているんじゃないかと思うのですが、それでも葬儀の後の疲れが半端ありません。簡単に眠りに落ちてしまうほどに疲れます。

思えば、20代の頃は、お役僧だけでもかなりの疲れを感じていました。決まってひどい頭痛になり、お役僧の日の午後は何も出来ないのが当たり前でした。

それについては心当たりがあるのです。最近ずっと眼科に通っている原因でもある、斜位。片目の黒目の位置がずれているのですが、裸眼でお役僧に出ると、葬儀の中盤には、対面に座る他のお役僧さんたちの姿が完全に2重になってしまいます。もはや自分の目の筋肉だけでは補正が効きません。

20代の頃には、おそらく目の筋肉で補正をして、姿を重ねていたはずです。それだけ目の筋肉を使い続けていたということ。今、無理やりずれた像を重ねようとすると、すごく力を使っても、1秒も重ねていられません。それをずっとやっていたんですから頭痛にもなるよなぁ、と今にして思うのでした。

今はもうずれたままなるべく気にしないように過ごしたり、矯正レンズを入れたメガネをかけて葬儀に出たりしていますので、目からの疲れはその頃よりはマシになっていると思うのですが、そもそもの精神疲労が大きいのだと思われます。

人前で何かするというのは、性格的には向いていません。私を知る人からはものすごく意外な顔をされますが、本当に向いていないのです。いつも緊張して前に出て、逃げ出したい気持ちを抑えてお勤めしているんです。

その精神疲労だと思うのですよ。だからこれは、おそらく一生ついて回る疲れだと思います。しょうがないですね。

ですから葬儀の後は、眠る時間を確保するようにしています。30分でも20分でも良いから。先日はそれを無しで片道1時間移動して会合に出て、帰ってきてからとんでもない疲れ方をしていましたから、やっぱり私には眠る時間が必要そうです。急回復できますからね。

40代半ばと、そろそろ無理がたたることもあるお年頃となりました。次の日まで引きずることのないように、うまいこと調整していこうと思います。

11月とは思えない気温の日が続いていますが、朝晩の寒暖差はそれなりに出ています。皆さんも体調崩すことのないよう、しっかりと体を休めて、毎日を良き日としてお過ごしください。

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