書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

このお盆に体調不安説

風邪の症状があるわけではありません。いつもの頭痛です。1日から続き、今日で3日目。天候が安定しないのが理由かなと推測していますし、おそらくそれが正解でしょう。長年の経験が教えてくれます。心肺はいらない。

でも、お盆月に入ったこのタイミングで頭痛か続くと、嫌な記憶を思い出します。

もう20年近く前。今でいうところの熱中症のような症状にかかったことがあります。それから数年に渡って、平常時なのに脈拍が120もあったり、血圧が30も下がったりと、とにかく体が本調子ではない状態が続きました。夏の日差しに覿面に弱くなったのも、あの日以来のことです。それまでは夏が大好きだったのに、今では真夏の直射日光に命の不安を覚えるようになっています。

その症状が強くなり手足が震えるようになって慌ててお医者に診てもらったのが、8月の5日。その前の数日間、頭痛が続いていたのでした。お盆月ということで考えれば、ちょうど同じようなタイミングなのです。

ただ、今は6月。同じお盆月でも、気候も気温も全然違います。熱中症になるわけがない。(なりやすい気候ではあります。マスクしてると特に。気を付けましょう。)

その意味では、そのうちに頭痛は収まるだろうと考えているのですが、もしもアレが熱中症ではなく、全然別の病気だったとしたら、という思いもわずかながら抱え始めてしまいました。心配性ですので。

2人のお医者さんに診てもらって、何かの病気という結論にはなりませんでした。その代わり、自律神経失調症とカルテに書かれているのは目撃しました。ドイツ語なのか、アルファベットばかりのカルテだったのに、そこだけなぜか漢字だったのが気になっています。先生、なぜなの?

結局のところ、原因はよく分からないという結論なのでした。だから先生も、カルテに書きこそすれ、患者には何も告げなかったわけで。

ま、でも、複雑怪奇な人間の体です。そんなことも珍しくはありません。病名がつくことの方が珍しいのです。たぶん。あまり気にせず、そう、気にしすぎるのは頭痛にはよけい悪いですから、気楽に薬に頼って明るい明日を待とうと思います。