書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

サーバーOSのアップグレードを検討中

正太寺のサーバーは、毎日元気に動いてくれています。そろそろ丸3年になりますが、故障することもなく、なかなか良いやつです。安くても一応サーバーに分類される製品を買っておいたからかなぁ。


購入当初に、CentOSというLinux系のOSを入れました。無料で使えるからです。でもサーバーOSとしての開発方針ですので、無茶なアップデートもなくて安心です。この世界では大手であるレッドハット社のサーバーOS製品を、オープンソースな部分だけを使って再構成しているので当たり前と言えば当たり前ですが。


その代わりに最新の機能を追いかけませんから、3年もたつと今では当たり前のことも出来ない、ということになっています。同じバージョン系列であればアップデートするのもそれほど大変ではないのですが、その分バグフィックスなどが中心で新機能への対応はあまりなく、つまり所やっぱり欲しい機能が手に入らなかったりします。


そこでメジャーアップグレードをやったらどうか、ということになります。Windowsに例えるなら、XPから7にするようなものです。でもこれはなかなか勇気の要る作業です。サーバーですからね、アップグレード中はサーバーの機能を使えません。一番大きいのはファイルサーバー。先日作り上げた過去帳ブラウズだって動きません。


アップグレードがうまくいけばいいのですが、もし失敗して、新しいOSを一から入れ直し、なんてことになったら、今度は数日かけて各種設定を行わなければなりません。それを考えると、なかなか踏ん切りが付きませんよ。


一番の安全策は、ハードディスクを新しく買って、今までの中身をすべてコピーして、その上でアップグレードを行う方法です。これなら、失敗してもすぐにやり直しが出来ます。元のハードディスクに戻せば、今までの状態で使い続けることも出来ます。安心安全です。


やっぱりそれしかないかな。ハードディスクも今なら安いし。いつか通る道だから、まじめに検討しよう。