書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

外出仕事、無きに付き

1日パソコンの画面に向かっていました。昨日も書いた過去帳をブラウザで見るための取り組みです。


サーバー内で動作させる機能がありますので、まずは本番環境と同じ環境を、開発環境の中に整えます。今は仮想PCというありがたいものがありますので、これも簡単になりました。仮想PCとは、パソコンの中にもう一つパソコンを、ソフトウェアだけで作り上げる機能のことです。作り上げた仮想PCは、別のパソコンにコピーしても、同じように動作するので、パックアップも簡単です。


正太寺のサーバーは、実体のあるサーバーの中に、仮想PCを使った仮想サーバーも動作しています。この仮想サーバーで、過去帳閲覧のための仕組みを動かすつもりなので、つまりこの仮想サーバーのファイルを開発用PCにコピーすれば、全く同じものを使って開発することが出来る、というわけです。


まあしかし、意外にもここでまず少してこずりまして、朝から取りかかってお昼までかかりました。やり方を調べながらなので、大変です。


お昼過ぎにコピー作業が終わり、次は閲覧の仕組みを動かすためのソフトウェアなどを組み込んでいきます。全部無料のソフトで出来そうなので、ありがたいです。これがなかなか大変で、夜までかかりました。


勢いに乗って、実際の開発にも取りかかったのですが、こちらは当然、まだまだ道半ばです。早く寝るつもりが電源を落としたのが結局23時でしたよ。こういうのはね、初めて取り組む分野と言うこともありますが、だいたいうまくいかないんですよ。それが、いろいろ調べながら、ちょっとずつ出来るようになっていくんですね。


ちょっとした苦労と、ちょっとした喜びを、短い時間の間に何回も味わえるのです。それが楽しくて、ついつい切り上げどきを見失ってしまいます。以前はそれこそ徹夜してこんなことをしていても平気だったのですが、最近は根を詰めると翌日すぐに頭痛になって影響が現れますから、辛いです。


ま、でも、なんとか道筋は見えてきました。時間はまだまだかかりますが、当初の思惑通りの仕組みが実現出来そうです。はやく、完成させたいですねぇ。