書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

データが飛んだ

私の使うデータはたいてい、オンラインに保存されています。インターネット上のサーバーに保存されてるんです。でもそれだとネットに繋がった状態でないとデータにアクセス出来ないので、パソコンの中に丸ごとコピーを作って置いて、基本的にはそこのデータに変更を加え、あとからインターネット上のデータを更新するという事を行っています。


だれがって。
Macが。
Macが勝手に。


私はいつも同じフォルダのデータをいじるだけです。Macが勝手にそこのデータとオンラインのデータを、相違がないように保ってくれているんです。


でも、時々その「相違がないように」する作業がうまくいかなくなって、ほったらかしにされる時があります。困ったことに、画面にちっちゃく、「同期に失敗しました」って書かれるだけなんですよね。


その文字に気がついたのが昨日の昼間。この場合執るべき手段は、オンラインのデータのコピーを、パソコンの中に作り直すことしか選べません。ですからその通りに、Macに指示を出したのです。そして今日、正太寺通信の作成を進めようとデータを開いたら・・・


前の号だった。


前の号である理由は分かります。前の号のデータを別のフォルダにコピーして、そうしてレイアウトを使い回すからです。使い回すためにコピーをした、その段階のままだったのです。


原因の推測はつきました。
コピーをした段階までは、オンラインのデータと整合性がとれていたのでしょう。その後、中身に手を加え、新たに文章を書き連ねたあとに保存した時、整合性がとれずに、
「同期に失敗しました」
というメッセージが出ていたんでしょうね。


それに気がつかずにいて、昨日ようやく復旧作業をして。
編集後のデータはパソコンの中にしかありません。インターネット上のデータは書き換えられずにエラーになったのですから。しかし、復旧作業はすなわち、インターネット上のデータをパソコンの中に丸ごとコピーする作業なのです。


分かりましたか?
そりゃ、前の号になるわけですよ。


もちろんMacも馬鹿ではないので、元々パソコンの中にあったデータを「旧データ」として残して置いてくれます。しかしこれはなかなか大きなファイルサイズですので、さくっと消してしまいました。それを消したタイミングがなかなか秀逸でしてね。


まさに今、件のデータをダブルクリックして開いている最中だったのです。


あと数秒待ってからならば、消すのを中断して、その中から最新のデータを探し出すことが出来たでしょうに・・・


あきらめきれずに、先日、写真データをメモリカードから救い出すときにも使ったソフトで、消したばかりのデータを探索してみました。それらしきデータは見つかりましたが、残念ながら復旧には至りませんでした。非常に残念です。


今、前の号の状態に戻ってしまった、最新第5号のデータを開いて、呆然としています。気合い入れて書いたのになぁ・・・