書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

受戒会始まりました

昨日はひたすら準備で、帰ってきたら22時でした。さすがに日記を書く余力がありませんでした。今日も7時半には西見寺様に到着して、約一時間後には最初の法要が始まりました。その後、今回の受戒会で戒を授けてくださる戒師様をお迎えする法要をし、さらに次々と法要を行いました。なんだか、法要ばっかやっています。曹洞宗曹洞宗であるための坐禅をすることが出来たのは、ほんの一時間弱でした。前々から分かっていたこととはいえ、なんだか残念な気がします。


と、そんな感想を持てるのも、一日終えて帰ってきて少しリラックスしたからであり、やってる最中は必死でした。受戒会はそうそう行われるものではありませんから、経験したことがあるご住職方も少ないのです。多くて5回とかですから、みんな不慣れなんですよね。


また、近隣のお寺さんと法要をやるときと違って、いつもと違う人と息を合わせて行うというのも気を遣います。特に音が鳴るものは息が合っていないとすぐ分かってしまうので大変です。私は殿鐘という、法要の始まりを告げたり導師様の入堂にあわせて鳴らしたりする大きな鐘をつく役を一日やっていたのですが、いろんな準備の進み具合に応じて鳴らさなければならないので、あたりをキョロキョロ伺いながらで疲れました。また、頭の上にある鐘をつくため、ずっと腕を上げていることになるのですが、さすがに一日中やっていると腕が上がらなくなってきました。こうなるとこも話には聞いていたのですが、まさかほんとになるとは・・・一日目から筋肉痛です。


それでもなんとか大過なく一日が終わり、明日の打ち合わせをして帰ってきたのが20時半頃でしたでしょうか。昨日と思うとずいぶん早く帰ってこれて、ゆったりできて幸せです。こうして日記も書けますし。



ただ、一日終わってほっとしたのもつかの間、目が覚めればまた新たな一日が始まります。5日間のうちのまだ一日が終わっただけですから、あと4日あります。この間、何日日記が書けるのか不安ですが、時間がとれればちゃんと書きたいと思っています。今日は早く帰ってこれたのかなー、と覗いてやってください。