書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

堤防ののぞき窓

近所の床屋へ行って来ました。自転車に乗って。
前回行ったときは雨に降られましたが、今日は快晴。向かい風も気持ちが良いです。


帰り道は追い風。ペダルに重みを全く感じません。快適です。キョロキョロよそ見をしながら走っていると、路地の先にある堤防に、四角い、大人の顔ほどの広さののぞき窓のような穴に目がとまりました。子どもの頃、学校帰りによく覗いた穴です。その先には浜名湖が・・・


覗かなくたって堤防にのぼれば見れるのですが、覗いてみるのが好きでした。小さな窓から大きな世界が見えるようで、なんだか気持ちが良いんです。


人の目ものぞき窓と同じで、きっとほんとの世界はもっと広いのでしょうね。自分の知らないことがいっぱいある。ちゃんと見てみたら、自分の思っていたものと全く違うことがある。そういうことが、きっと、ある。


そのことをいつも忘れずに生きていけたらなぁ。