書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

はるうらら

今日はほんとに春を感じられる一日でしたね。
来月4日の山開きに向けて急ピッチで行っていた裏山も整備もほぼ終わったということで、ぐるっと一周巡回してきました。(作業は先週から庭師さんが行ってました)


まだミヤマツツジもほとんど咲いていませんね。3本ぐらい咲いてたかな?普通の木のようにひとつの大きな一本でなくて、何本もが集まって一株と数えるので、普通の木に例えると、枝先にちらちら花がついてる木が1本2本あるということです。つまりは、全然咲いてない、と。


桜のつぼみがふっくらしてきましたから、本来ならツツジはもう少し咲いてもいいのですけど。山開きまで咲いて手欲しいので、出来れば開花が遅い方が良いんですけどね。でも早く咲いてるのを見たいというか。ああどっちだ。
そんなことを考えながら、ときどき立ち止まっては浜名湖を眺めていました。


こうしてると心が穏やかになります。抱え込んだ悩みやなんかも癒されていくようです。心が広がって行く感じがします。優しくなれる気がします。
花が咲き出すとお花見に大勢の方がみえられますから、のんびりこうして山を歩けるのもあと数日でしょう。明日もふらふらしようかな。


とても淡くて優しい光景だからたくさんの人に見てもらいたい。
ゆっくり落ち着いて見てもらいたい。
でもたくさん人が来れば来るほどそれは難しくなるんですよね。
ジレンマです。