書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

おかげさまで四十九日法要を終えました

母の四十九日法要を無事に終えることができました。御本寺様と近隣のお寺さんにも随喜をいただき、親族親戚も合わせて36名。結構な大人数となりました。お寺さんだけでも9名お越しいただいてますからね。ありがたいことです。

そんなこんなのために日記がまた二日ばかしストップしていました。これで日記も書けないほどに追い込まれる日は減るかなと思いますが、来月末には百ヶ日を迎えますので、そちらの準備が再び始まるとも言えるので、どうなることやら。

ストップしていると言えば、買い出し。日用品の中でも私がよく使うものに関しては私が買い出せたらいいなと思って、あえて妻の買い物リストに入らないようにする時があるのですが、今そこに二つほど溜まっています。

先週のうちに買ってくるつもりだったものが、ずるずるずるずるとなってまだ買いに行けていません。

トイレでぼーっとしながらおもったのは、Amazonに頼んでしまおうか、というもの。

ちょっとしたものの買い出しにも移動だけで軽く1時間2時間とかかってしまうので、ネット通販の利用頻度はかなり高いです。送料無料が目玉と勝手に思っているAmazonプライムは、数年かけて年会費がちょっとずつ上がっているもののまだまだ元は取れていると自信をもって言えます。

そんなAmazonも日用品の類はある程度の数をまとめないと送料無料にならないばかりか、そもそも購入ができなかったりもするのですが、こうも買い物に出られないと、ものがないことにより発生するデメリットを考えたら、さっさとポチッとしたほうが良いようにも思います。

ただ、買い出しにでも行かないと私が外に出なくなってしまうから、あえて自分で買いに行くことにしているのに本末転倒も甚だしいということにはなります。

これを仕方ないの一言で済ますかどうか。2024年問題と言われる、運送業の人手不足問題を考えたら、少しはネット通販利用を自粛した方が良いのかもしれませんが、いやでも、運送量がちゃんと値上げの方向へ向かい、運転手さんたちの給料が上がるのであれば、あえて通販を利用した方が良いことにもなります。

さて、日本の社会はどちらへ向かうのでしょうか。健全な経済成長のためには、賃金の増加とコントロール可能な範囲のインフレは必要だと、私も思います。物価高になるとおそらくお布施は金額が下がる方向へ向かうと思いますので、お寺の経営はさらにジリ貧になるものとは思いますが。(収入が年金のみの方が多いのです)

でもちゃんと賃金も上がっていけば、将来的にはお布施もまた金額的にも回復してくるのではないかと思います。悪徳新興宗教のように、余裕のない人から巻き上げるような構図ではなく、余裕のある人が気持ちよくお布施をする社会になって欲しいので、経済成長には賛成です。

僧侶がこんなこと言うと誤解を生むかもしれませんが、お金が解決してくれる問題って、結構たくさんありますからねぇ・・・

檀家さんが幸せであることが、お寺にとっての最大の願いですし、私にとっての大きな幸せであります。そこにつながるのであれば、買い出しに出られないような状況も、全然余裕で乗り切れるのです。我が家の四十九日が終わっても、買い出しに行ける余裕ができそうもない今の状況も、檀家さんの幸せを願いつつ、乗り越えていこうと思います。

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