書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

こんなにもあっさりとおまつりが終わるなんて

弘法様のおまつりの日でした。総代さんに付き合ってもらって、4人だけのご祈祷です。8時から始めて終わったら35分でした。これでおしまいです。今年の弘法様。

いつもならお団子を焼き始めてそろそろ最初の一本が焼き上がろうかというタイミングでしょうか。これからたくさん人が来て、賑やかになっていく。そんな頃なのです。

雨を控えてどんよりするお天気にも影響されて、私の気持ちも下降線です。

そんな気持ちを持ち上げてくれたのは、やはりお檀家さん。昨日までの間にも何人ものお檀家さんが、弘法様にお布施を届けてくれました。先日書いたとおり、お寺の勤めとして今年のご祈祷を行うので、ご祈祷料はいりませんよとお手紙してあったのに。

そして今日も、弘法様のおまつりのためにたくさんのお檀家さんがお布施を弘法様の御前にお供えをしていかれました。

お檀家さんのそうした気持ちが嬉しくて、私の気持ちは上昇気流に乗っていきました。

これは正太寺が大切にされているということでもあります。その正太寺の住職でいられるというのはとても幸せなことですが、同時に、期待を裏切らない正太寺であり続けなくてはなりません。

これはなかなかの重圧です。重圧ですが、嬉しい重圧です。お檀家さんの気持ちに負けないぐらい、がんばろうという気持ちになれました。

来年はきっと盛大におまつりができるでしょう。その日を楽しみに、毎日を大切に過ごしていきましょう。

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