書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

観音懺法、無事に勤まりました

8月下旬から本格的に準備を始めて、本日、ようやく本番でした。いつもなら公式LINEでお彼岸のお参りを進めるメッセージを送るのに、そういう時間もなく本日を迎え、そして過ぎ去っていきました。

いつもは法要後に法要内容と合わせてご挨拶をしていたように記憶していますが、今回は法要開式前に行いました。1時間以上かかる法要ですから、法要後に私の話を聞かされるのも辛いことでしょう。始まる前なら帰るのが遅くなるわけでは無いので、聞いてもらえるかなぁ、と。

法要の解説も、聞いてから参列した方がなんとなく分かることがあるだろうし。説明聞いても難しいとは思います。法要中にはなんの解説もないのですから。大法要だと司会がつきますから、同じように司会をつけるのも良いかもしれません。ただ、いつもそれをやるにはメンバーがちょっと足りない。

今はおそらく数十年単位の中でも一番メンバー僧侶が多い時期。それでも7人です。司会担当を除いて最低でも6人は必要なので、余力はないのですよ。司会ができるほど習熟しているのであれば、法要本体の配役から外したくありませんし。

私が導師を務めるのはまだ2回目なのかな。いや、3回目のはずだな。3年に一度ですので、住職交代から8年が経っても、まだ観音懺法で導師を務めた経験はとても浅く、いまだに開式前に他のお寺さんに確認をしておきたいことが出てきます。

それでも、だいぶ緊張感が和らいできました。今日はちょうど良い緊張感でお勤めができたのでは、という実感があります。成長したなぁ。

次はまた3年後の秋彼岸です。それまでに、他の和尚さんが導師の時の姿を目に焼き付けて、参考にしまくりたいと思います。5回もチャンスがありますからね。

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