書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

オンラインレンタル配信のなぜなのか

映画館で見ること叶わず、オンラインでの配信を心待ちにしていた映画が、今日の正午からレンタル配信解禁となりました。意気揚々とこれをレンタルするわけですが、普段のお付き合いからAmazonのプライムビデオで借りることとなります。

そして、オンライン配信といえば、多分どこのサービスでも共通の、制限時間。

レンタルしてから(お金を払ってから)30日以内に見ないと、権利消滅。

もう一つ、再生を開始してから48時間で権利消滅。

特に2番目の48時間制限が重くのしかかります。映画ってだいたい90分から120分あるじゃないですか。そして、どうせなら一気に見たいじゃないですか。映画館に出かけてしまえば強制的に時間を確保できますが、端末さえあればどこでも見られるオンライン配信は、どこでも見られる代わりにいつでも中断させられる危険をはらんでいます。

電話が鳴るだけでアウト。

お客さんが来るだけでアウト。

もう、真夜中ぐらいしか時間がありません。それですら、電話の鳴る可能性はゼロではなく・・・

一気見するのはあきらめましょう。仕方ない。ちょっとずつ見よう。

そう思っても、48時間以内に見終わらないといけないという制限がきつい。48時間あると言っても、人間には睡眠時間が必要です。仕事の時間もあります。休日を確保したところで、住職にとって休日などあってないようなものなので、いつでも仕事の日になります。葬儀だけじゃないんです。電話一本で即応要件が発生するんです。今日は休日ですとは言えない・・・

もっとも、相手が望んだとしても、即応の必要がない要件であれば、翌日以降の対応にしますけれどね。さすがに私でも。

結局、10分ずつ見るとか、そういうことになります。楽しみにしていたのに。なぜに。いや、今回のはこれで納得などできない。せめて真夜中に1時間ぐらいはぶっ通しで見よう。48時間以内であれば、何回見ても良いんだから。

前にもどこかに書いた気がしますが、48時間という制限はどこから出てきたんでしょうね。配信サービスはどこも48時間という制限をつけているように思います。確かに古来からのレンタルDVDは新作レンタル一泊二日であり、一週間レンタルはできませんでした。でも、配信サービスの場合はどの作品も48時間。一週間レンタルは存在しないんじゃないかな。

買えば良いんですが、配信だと購入できるようになるまでさらに時間がかかるのが通常。円盤を買って欲しいからでしょうね。それはよく分かります。仕方ない。そういうものです。でもせめて72時間にならないかなぁ。500円で48時間、700円で72時間とかに設定してくれれば、私は多分、安全マージンをとって毎回700円払う気がしますよ。500円をもう一度よりは安いですから。

こんなところで書いてたって誰の目にも留まらないですけれど、書かずにいられないんです。自分で時間を作ることに限度のある人にも優しいサービスが欲しいなぁ。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも結構書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主