書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

映画の足音が大好き

最近、Netfilxなどで映画をなるべく見るようにしています。契約しているのに見ないのは勿体無いというもっともな理由と、無理してでも見ないと仕事をしているだけの日々が続き過ぎるという切実な理由からです。

光ディスクではなく配信で見ることの利点は、大画面を諦めればスマホでどこにいても見られることと、ちょっとずつ見ることが手軽であること。なかなか2時間の枠を確保することができないので、30分見て、次のチャンスにまた30分見て、というようにして見ています。

誰にも邪魔されずに最後まで一気に見るのが最高ではあるのですが、それは贅沢というものでしょう。日中は来客もあるし電話も鳴るし、夜は意外とそこまでの時間が取れません。なぜなら仕事をしているから。

夜、事務処理をしなければ良いと思いつつも、最近では夜の方が捗る日もあったりして、限られた時間のやりくりを考えたとき、夜に仕事をしないという選択ができずにいます。なんでこんなに仕事があるんだろう。この日記も、日によっては1時間以上かけて書いてますので、毎日書くのを投げ出したくなる時もありますが、毎日続いていることだけがこの日記のアピールポイントなので止めることもできずにいます。

小説家を目指しているようなレベルの文章が書ければ、週一回の更新でも読みにきてくれる人がいるでしょうけれど。

もしも私の日常がもっとネタまみれなら、文章がアレでも見にきてもらえる可能性が僅かにあるかもしれませんが、それでも文章力は必要なのですよね。社会で話題になるものは、文章がしっかりできてます。

悔しいなぁ。

それはともかく、映画です。最近はスパイモノが好み。もしくは暗殺者もの。物騒なモノが好みですが、派手なドンぱちではなく、よりスマートなモノが良いのです。スマートの果てに激しくなるのは構いません。

そして、映画の中の「音」、これが好き。特に足音。良い音しますよね。なんなら机の上に鍵を置く音だけでも興奮できます。鍵を置きたくなりますもん。

そうした一つ一つの音を楽しみながら映画を見て、そして、自分の日常生活の中のそうした音を過剰に意識して楽しんでいます。映画のワンシーンを演じているような気持ちにちょっとだけなれて、楽しいのです。

曹洞宗の修行も、仏様としての立ち居振る舞いを真似るところから始まり、それがずっと続くので、意識していなかったけれども私の持って生まれた性格と相性が良いようにも思います。そうか、どうせなら、高僧の生涯を、音も大切にしながら映画化してくれたら、真似する人が続出して良い布教になるかもしれません。誰か作って。自分で作りたいけどそんな技術も仲間もいない。

さて、今見ている映画が残り30分なのですが、今夜は見る時間があるでしょうか。こういう楽しみがあると、仕事を加速させる要因にもなって、良い効果まで望めそうですね。

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