書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

WiFi環境のアップグレード

実は。

Direct Callingを契約して固定回線で使っていた電話番号への着信をスマホで受けるようになってから、一つの問題が発生していました。

私個人は承知をしていたんですけれど、思いのほか早いうちに妻に露見したな、という。

Direct Callingって、簡単に言えばIP電話なんです。Wi-Fiを使ってIP電話するんです。ですから、通話の安定性はWi-Fiの安定性にかかっています。

そのWiFiが、不安定というか、電話を取り次ぐために移動すると、Wi-Fi強度が落ちてしまうんです。移動先にも別のアクセスポイントがありますが、そこにスムーズに切り替わってくれません。

切り替わらないと、通話が不安定。ぶつぶつになってしまうんです。

お寺の番号に妻宛の電話がかかってくることはあまりないのでそんなにすぐに気づかれないと思ったのですが、生協からの電話で気づかれました。

もともとこの問題は、私が一番影響を受けていましたので、この際なんとかしようと思い立ち、メッシュネットワークを組むことにしました。

メッシュネットワークがどんなものかは調べていただくとして、複数台のアクセスポイントを使ってWi-Fiエリアを広げることができるんです。携帯の基地局を増設する感じ。

正太寺ではもともとASUSの機器を用いてメッシュネットワークを組んでいたのですが、それをお寺全体に広げました。何が良いって、ASUS以外のメーカーでも同じだと思うのですが、基幹となる一台のWi-Fiルーター(もしくはアクセスポイント)を設定してしまえば、追加する機器の設定はほぼ不要という点ですね。アプリから簡単に追加できます。細かな作業は全部自動。

最近流行りのメッシュネットワークの肝となるのは、アクセスポイント間を有線で接続する必要がないという点なのですが、今回はもともとアクセスポイントがあった場所に置き換えるので、有線接続しました。この方が諸々安定します。

通常のアクセスポイントの場合は、iPhoneでアプリを開いていると、アクセスポイントの切り替えが発生しないようなのですが、メッシュネットワークの場合はアプリ使用中でも電波の強い方へ切り替わってくれます。理想通り。

アクセスポイント名を同じにすると似たような動作をしてくれるはずなのですが、これがねぇ、よく分かんない。メッシュで組めば確実なので、費用がかかりましたがその分の安定性は確保できました。

これで安心して取り次げます。Teamsアプリで内線転送のようなこともできるのですが、その使い方を覚えてもらうより、物理的にスマホを移動した方が分かりが良いんですよねぇ。

会社組織なら勉強してもらうところでしょうが、来年80歳になる師匠にこれを覚えてもらうのはちょっと大変そうですから。いち早くお寺の事務にパソコンを導入した人なので、興味さえ持ってもらえればすぐに覚えそうではありますが・・・

少ないと1日に一度しかならないということもある電話に対して、ここまで随分と労力をかけてきました。でも、その、一度の電話にしっかり出ることが大事なので、ちゃんとやるのです。といいつつ、スマホからの着信音では音が小さいのか、私が出れず、師匠が気づかず、ということが昨日2度もありましたが・・・

なぜ皆さん、私が電話に出れないタイミングでかけてくるの。

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