書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

山の草刈りが始まっています

本日涅槃会。正太寺でも涅槃団子を作って、お釈迦さまが涅槃に入られたこの日に、ご供養をしました。

涅槃図は明日には片付けてしまいます。また来年。

でも、来年がちゃんとやってくる、と、無邪気に信じることのできない時代になるとは思わなかったな。

昨日から裏山に入り、草刈りをしています。弘法大師のミニ霊場が作られていますが、毎年春先に庭師さんに綺麗にしてもらって以降は、お手入れはしません。

その春先の整備も、庭師さんに頼む余力は無くなったため、今年から私が草刈り機を振り回すことになりました。

ほんと言えば昨年からそうなる予定だったのですが、晋山結制の準備に時間を取られ、とても自分で草刈りをしていられませんでした。気づいたら師匠が庭師さんに頼んでた。

その後もお盆などには庭師さんに入ってもらいましたが、剪定などをかなり端折ってもらい、140万円ほどに抑えることができたため、昨年はなんとか支払えました。300万円を超えていた頃を思うとかなりの圧縮ですが、その分あちらこちら、今すぐ手を入れないと素人では手が出せなくなる木がたくさんです。切り倒すのも無理になります。やばーい。

そして、140万円のうちの100万円近くが、春先の裏山の整備費用。これをゼロにするために、毎日山に入るのです。

斜面が多く危ないので、庭師さんのように綺麗には仕上がりません。無理。死ぬ。

すれ違いもできないような狭い参拝路を草刈りしているだけでも、時折土の部分に刃先が入り、反動で草刈り機のハンドルが私のお腹へぶつかってきます。この時、足下が不安定であれば倒れてしまってもおかしくないほどの衝撃です。

数メートル転がれば崖から転落という箇所も多いので、とても危ない。

かねてより総代さんやお世話人さんから、草刈りを手伝うよと言ってもらっているのですが、土手の部分も多く、斜面で危ないので遠慮していました。しかし、いよいよ庭師さんに頼めないとなった今年は、お手伝いを頼む予定です。

土手の部分を避けて、通路だけを草刈りしてもらえば危険はないかなと考えていたのですが、いざ自分でやってみると、それでもなお危険が多いことが分かりました。今のところ、草刈り機が必要な部分はとにかく私が自分でケリをつけ、その後始末と、機械では難しい細かなところ、でも目立つところを鎌を使って手入れをしてもらおうかと考えています。

片付けを後回しにしているので、つまり草刈りの一番大変な部分をせずに、楽しい部分だけをやっているので、体も気持ちもだいぶ楽ですが、それでも、刈ったものを片付けないと綺麗になった実感がわかず、なんだか疲れが溜まっていくような気がしています。

まだ二日目なのにね。

11月以来の草刈り機で、さっそく腕が筋肉痛になっていますし。やわい。どうしても土手の上の方まで手を出したくなって、持ち上げてしまうんですよ。足元が平らにキープできる範囲では斜面でも刈ろうとしているせいで。

今日は1時間ちょっとしかできませんでした。明日は2時間強、やれるかな。目標は今月中に刈り終えること。頑張るぞー。

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