書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

スマホナビのテストをしたり、門前の植え込みを切ったり

昨日のスマホナビの件、テストをしてきました。このスマホホルダーを取り付けた当初はメーター上位置だと運転視界が狭くなるような気がしたのですが、今は全然気になりません。それよりも、スマホでナビを使うときには今まで縦画面で使っていたため、それが横画面になったことによる違和感の方が大きかったです。

スマホの高さが、妻の車のメーターパネルぐらいの感じなのですよね。ですので、スピードをしっかり確認しようと視線をずらた時に、スピードメーターまで視線が下がらず、スマホを見てしまって確認に失敗するということが何回かありました。日頃の積み重ねって、怖い。

視界のはしでふんわり見ておくだけでも十分にスピードは確認できますが、想定した速度になっているかの確認を、私はかなり頻繁に行います。その作業が毎回ちょっと突っかかりがあるような感じがして、慣れるまではちょっと嫌な感じが続くかも。

でも、見やすいですね。明らかに視線移動の距離も減っています。しばらく遠出の機会はないですが、ちょっとずつ慣らしていきましょうか。

夕方近くなってから、門前へ鎌とノコギリを持って出発。正太寺の門前は、法面に大きな石を積み上げて支えとし、その上に参道の階段があります。この石の隙間から小さな木が生えて、それを剪定することでちょっとしたアクセントになっています。

でも、庭師さんの作業日数をグッと抑えるようになってから、ここまで剪定の手が届かなくなりました。自分達でも手が回らず、ツルは絡むし、葉がついているのは外側だけで、ちょっと力を入れて曲げればポキっと折れてしまうほどに弱っています。

どこもかしこも。

いっそのことノコギリで切ってしまうことにしました。ツルだけ取ろうにも絡んでしまっていてどうにもならないし、ポキポキ折れてきてしまうし、本当に先っぽの方にしか葉っぱがついていないし。

2時間ほどかかって3本、切ることができました。狭いところなのでかなり小さなノコギリを使います。直径2〜3cmの木がなかなか切れません。根本から一気に切れないので、ノコギリの入るところから切って、取り除き、周囲にまとわりついているツルを排除して、次の場所を切って。そんな感じ。時間かかります。

つい先日、マキタが家庭向けなのか、ハンディタイプの電動チェーンソーを発表しました。あれが今すぐ欲しい。11月発売と斜め読みしましたが、いくらするんだろうか。あれがあればかなり楽が出来そうです。明日以降は筋肉痛との戦いになります。手作業では辛い。

こういう作業は庭師さんだったらどうやってやるんだろうか。同じようにやるしかないのでしょうか。体力も腕力もとんでもないですからね、造作もない作業なのかもしれません。

必死になってあらかた切ってみると、そこには土がたくさんありました。本来は石が剥き出しになっているべきところに、土が積もっているんです。その土の中にもツルが入り込んでいて、土の撤去も容易ではありません。

この土か。この土があるから色々生えてくるのか。

石の上からこの土を取り除けば、当分は何も生えてこないはずです。時間が経てば上から落ちてくるのでしょうが、障害になるようなものを生やさないようにしていれば、ここまで積もることもないはず。これからはもう少し手入れをまめにしよう・・・

晋山結制が終わると、大きな行事にかかりっきりになることも無くなります。宗務所ももう誘われることはないだろうし、手入れに回せる時間は増えるはずです。そうしたら、私が何となく思い描いている住職像に近づくような気がしています。

その前に、一旦きれいにしてしまわないとね。

真っ暗になってから片付けをしていましたが、それでも分かるぐらい、切り終えた部分はすっきりとして気持ちの良い姿でしたよ。過酷な環境で頑張って生えていた木には申し訳ないですけれども。

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