書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お茶菓子買い出し

晋山結制の習儀に備えて、お茶菓子の買い出しを雨の中行ってきました。今日以外に行ける日がもうないことに気がついたのです。気がついてよかった。

湖西市内のおかしのチップスで買い込んできました。店舗内がお菓子だらけなので、効率よく選ぶことができます。これは良い。スーパーのように高い棚で仕切られていないので見通しも良く。専門店のメリットが、今日の私にズブズブと突き刺さってきました。次回もここに来よう。

ただ、買うべき量が分かりません。今日は総額で5000円ほど買ってきましたが、足りるのか、余るのか、さっぱり分からない。

条件はただ一つ。個包装であること。安い方が当然良いわけですが、自分で食べたことがあって美味しく思えたものを優先しました。

習儀とは、打ち合わせであり、練習であり、当日の法要をスムーズに行うために欠かせないものです。時間もかなり必要で、今回は3時間ほどを見込んでいます。3時間では多分全体をチェックすることはできないでしょうが、それ以上の時間をかけてもデメリットの方が大きくなりそう。

3時間もあれば、お腹も空きます。その際のエネルギー補給の意味合いのお茶菓子なのです。パクッと食べれて、糖分が取れる物が良い。美味しければ尚良い。

私が今までにいろんなお寺で随喜をさせてもらい、その中で提供されたお茶菓子類を思い出しながら、これはというものを買い揃えてきました。

予定では30人ほど。5000円を30で割ると、167円。足りるかな。大丈夫かな。見た目には十分そうに思えるのですが・・・菓子器に持って出すので、一人いくつ、というような感じにはなりません。食べない方もいます。一方で、たくさん食べる方もいます。私はどちらかというと、食べる方かなぁ。それでも3つ4つですけどね。空腹を埋めるにはそれぐらい必要でした。

300円で10個とか入っているお菓子が多いですから、1つ30円、4つ食べて120円。この計算だと、足りるような気がしてきます。

お菓子が少なすぎて文句を言われるという現場は見たことがないので大丈夫だと思いますが、しかしこれはお寺としてのもてなしと、感謝と、そうした気持ちの表明でもあります。少しでも習儀自体に集中できるように計らっていますよ、という。

ま、でも、これって、自分が方々でよく食べていたからそういう意味合いを見出しているだけであって、他の和尚さん方はそういうようには受け止めていないかもしれませんね。無駄にお金を使っちゃって、と感じる方もいるでしょう。まあでも、否定的に受け止める方はほとんどいないはず。多分ゼロ人。

こんな調子で、お寺さんに集まってもらう直前まで準備が続きます。残すは会場準備だけだと思うんだけれども。

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