書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

草刈りの日

正太寺の東側駐車場へ至る道は、フェンスがわりに槿を植えてあります。この槿につる性の植物が巻きついて大変なことになっています。根元もツルだらけで、どうやって綺麗にしたら良いかもわからない状態。

槿自体も伸び放題の状態なので、剪定が必要。ちょうどお花が咲いているけれど、お彼岸前のタイミングでさっぱりさせたいなと考えていました。

今日は朝から曇り空。最高気温もなんと29度予報。こんなに草刈りに最適な日はありません。

とりあえずは槿の足下に生えている草を刈ります。ついでに根元のツルも草刈り機の刃でガリガリやっておきました。すぐそばにミントで埋もれているエリアがあるので、こちらも根こそぎ草刈りでカット。

しかし、つるにしろミントにしろ、電動草刈り機の弱モードでは手に余ります。大半の時間を中〜強でぶん回していたら、1時間ちょっとでバッテリー切れとなりました。

これは予想外。弱モードだと3時間ぐらいは動くので油断していました。さすがにパワーを上げると電池消耗が激しい。予備電池もないので、ミントの森は中途半端な状態ですが、一時中断。刈った草を掃き集める前に、手作業で細かなところの草取りをしていきます。

草取り1割、9割ツルを引っこ抜く、そんな作業となりました。見た目からこの事態は想像していたものの、予想以上に太いツルが多く、ツルというより枝、疲れるペースも早い。

1時間ほどツルを引っこ抜き続けていたら、一部エリアだけはすっきりしました。ほんとにそこだけはすっきり。満足。

でも実は、槿の周りは草刈り以外は全然手付かずです。一番の目的であったのに、こんなに作業が進まないとは。思い描いた作業ペースでは、とっくに槿の選定まで終わっているはずでした。

そんなところへ母の通院に付き合っていた師匠が帰宅。境内の掃き掃除をささっと済ませて、ドイツばさみを持って見参。私がもう昼休憩にしようと草を集めているのを気にもせずに、槿の中のツルをバシバシとカット、引き抜き。大量のツルが山積みされていきます。

午後から槿はばっさりカットしちゃうよと言っても、せっかく花が咲いてるのにもったいない、の一言。

もったいないけど、伸び放題でとても綺麗には見えないんですけれども。どのみちツルの処理はしなくてはならないし、私は草を集めることに専念です。

ところが、この師匠の行動が、午後から大きな形となって現れることになりました。

午前中の疲れから、昼寝したら全然目覚めないんです、私が。ここしばらくの疲れもきっとあったんだと思います。16時ごろまでほぼ行動不能状態でした。結局今日のところは槿は手付かず。師匠がツルを排除したおかげで、今までよりは見られる状態にもなりました。

結論。

彼岸明けまで槿はこのままにしておこうか・・・

師匠、さすがです。ありがとうございます。弟子は相変わらずの体力のなさでした。

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