正太寺ではデータベースソフトとしてFileMakerを採用しています。10年以上使っていますが、データベースが壊れることもなく、無事に働き続けきくれています。パソコン上で起動していれば、同じLAN内であればiPadやiPhoneからもデータベースにアクセスできて、とても便利。
画面レイアウトの調整や、印刷レイアウトの調整もなかなかやりやすく、癖はあるものの便利に使っています。
ただ、コストが高い。
毎年バージョンアップされて、今はバージョン19。バージョン16からならアップグレード版を購入できますが、それ以前のバージョンからは割引なしの価格で買わなくてはなりません。私と師匠と、2台のパソコンで使うため、ライセンスも2つ必要。
現在の価格だと、本来の価格が63,360円。これがアップグレード版だと25,080円。2つ買っても5万円ですが、数年に一度5万円と考えると、ちょっと高い。
一方、一般ユーザーが使うデータベースのもう片方の雄と言えるMicrosoftのAccessなら、実はMicrosoft365を契約している関係で、常に最新版が使える環境にあります。宗務所用に自分で開発したものもAccessを使いましたので、割と無茶な使い方にもついてきてくれることは実証済み。VBAで好き放題できるのが大きい。
ただ、iPadなどから使おうと思うと急に敷居が高くなります。FileMakerのように専用のアプリがありませんから、リモート接続をしたりするしかないようです。その分、特別なライセンスがなくてもLANの外からアクセスできるように、簡単に設定できるのはメリット。
もちろん、Accessに乗り換えるとなったら、開発しなおしです。データベース内のデータは移行して使えますが、人間が操作をする部分は完全に作り直しです。
これも当然コストが高い。人件費が事実上無料だから選択肢に上がるというだけで、普通の会社組織ならあまり考えたくない選択肢です。
現状の私としても、他にやるべきことがいっぱいある状況で、ソフト開発に時間を回す余裕がありません。そんな時間があればキャンプしたい。あっ！キャンプ中に開発？う、うーん・・・
色々勘案すると、数年に一度5万円を支払うのは意外と安いのでは、などと思い始めてきました。私、騙されてないでしょうか。大丈夫？判断力おかしくなってない？
いろんなことに判断を求められる毎日です。こんな具合に、自分の歩みに自信が持てない日も多いです。
——————————
基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。 noteも結構書いてます。 Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主」
