書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

地元の学校のエアコンは無難に稼働しているだろうか

台風が消えた後もまるで梅雨のような天気予報となっています。蒸し蒸し。気温はそこまで高くなくても、湿度のせいで過ごしづらい季節です。日が出ればそれこそ酷暑のように暑いし。

一度熱中症になると、その後は暑さに弱くなる人もいます。子供たちの中にも、そんな事情で周りの子たちよりも暑さを辛く感じている子がいるかもしれません。少しでもエアコンが入って湿度が下がれば、それだけでも随分と体調が良くなるので、学校のエアコンはどんどん使って欲しいものです。節電も大事ですが、子供たちのためのエアコンで節電する必要はないと思うのです。

我が湖西市の小中学校では、私が心配するまでもなく、しっかりとエアコンを使ってくれているものと思いますけれど。

なんでこんなことを考えているかというと、四国の何処かだったか、沖縄でした。沖縄で、予算が足りなくてエアコンの使用を控えるようにと通達を出した教育委員会があると報道されていました。先週のことだったと思います。先週といえば、観測史上最速の梅雨明けを迎えて、6月とは思えない暑さにみんながヒイヒイ言っていた時です。

そんな中、予算が足りないから学校のエアコンをあまり使うな、と。設定温度を高めに、とかそういうお願いが出てるらしいですけど。

違うでしょ。予算が足りないならなんとかして予算をぶんどってくるのが大人の仕事でしょう。なぜ子供に皺寄せをするのか。補正予算を待たなくても、予備費があるでしょう。それを後日議会で突っ込まれたら、それこそメディアにリークして大騒ぎにすればいい。子供たちの健康を守り、学力を伸ばし、ちゃんと育ててこそ、納税者たる大人の将来の安泰もあるのですから、全ての市民にとってメリットしかない話なのです。

教育委員会にいるような方達にとって、そんなことは百も承知のはず。大きな声で言えない雰囲気があるだけで。組織として行動するときは結果として問題になることもあったりしていますが、現場にいる個人個人は、子供たちのことばっかり考えている人たちなのですから。

というわけで、この件を責めるのだとしたら、最終的には自治体トップ、となります。教育委員会としては、トップに報告をあげて、必要な措置を提案し、裁可を得る。何かの「雰囲気」でそれができないのだとしたら、それこそそこを正さなくては。

学校現場としては、是非ともPTAを頼って欲しいです。教育委員会に異論を唱えるとともに、PTAに対しては学校にとって最も都合の良い支援を求めてほしい。PTAで会長やったって、学校の光熱費の支払いがどうなっているか、学校の口座からの引き落としなのか、自治体がまとめて払っているのか、それすら分かりません。自治体が払っているのだとしたら学校にお金をカンパしてもうまくいかないでしょうから、何かアイデアをください。

学校が直接払っているのなら、話は早いです。数万円寄付して子供たちが満足にエアコンを使えるなら、協力してくれるPTA会員は結構多いと思いますよ。全員で、というのは難しいかもしれませんが、余裕のある会員が支援するというのだって構わないでしょう。この暑さの中、教室にエアコンがあるのに十分に使えない子供たちがいるとしたら、無茶苦茶な話です。対応も無茶苦茶になっても仕方なし。

そうしてカンパしているうちに行政がちゃんと手当てしてくれなきゃダメですけどね。支援が数万円ぐらいで済むうちに。

PTA側から、「ちゃんとエアコン使ってくれてますか?」なんて聞くのはモンスターペアレント的な気がして動きづらいですので、何卒先生側からヘルプを出して欲しいです。もしくは、誘い水とか。決まりきった年中行事をこなすのがPTAの本来の役割ではないはず。困ったときに、子供たちのために、力を合わせるのがPTAの役割です。

エアコンのこと以外でも、もしも困っていることを抱えている学校がありましたら、ぜひPTAを頼ってもらえたら、と思います。PTA役員と連絡をとりやすくするために、PTAの事務を先生がやってくれている学校も多いでしょう。その人と人との繋がりを、ガンガン活かして欲しいです。

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