書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お盆スタート

今日からお盆がスタートです。まずは鷲津地区と新所地区のお檀家さんから順次訪問していきます。2年ぶり。2年という時間は、こんなにも長いものなのかと思わされる一日となりました。

お檀家の皆さんの顔ははっきり覚えているのに、それでも、時の流れを感じます。そもそもが1年に一度の訪問。少ないのです。それがさらに1年延びて。

みなさんお元気ではありましたが、中にはこの2年間に怪我をされた方や、調子を崩された方もいらっしゃいました。でも、今日は皆さんお元気。そのお元気なタイミングで訪問し、一緒にご先祖様のご供養ができたということは、本当にありがたいことです。

お経を読んだ後にお話をしていると、次から次へと話題が出てきます。私も同じで、いくらお話ししてもお話ししたりない。そして、そうやってお話ができることを、お檀家さんも喜んでくださっているのがさらに嬉しくてたまりませんでした。

正太寺の住職でよかったなぁと、心底感じたのです。

秋に晋山結制を控えている私としては、儀式の最後のお礼の挨拶の際には、こうしたやりとりから得られた感情も、なんとかお伝えできたらと思います。自分の中にしまっておくのは勿体無い。

お盆のお経と同時進行で、息子の得度式の準備、そしてそれも含めて色々お伝えするための正太寺通信の準備と、並行して進めていくつもりでいます。

とりあえず初日は疲れ果てて何も取りかかれそうにありませんが、そのうちには取り掛かれる日があることでしょう。焦らず、無理せず、じっくりと。正太寺通信もA4両面だけなので、筆が走り過ぎると紙面が足りなくなってしまいます。筆が進まないぐらいがちょうど良いのです。ゆっくりと、ゆっくりと。焦って進めると、おっちょこちょいな私では必ず大きな失敗が待ち受けていますから。

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