書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お盆月に入る準備、万端

さあ、お盆です。世の中ではまだ少し先のことでしょうが、正太寺は6月がお盆です。明日からはお檀家さん宅をお盆のお経を読んで回るのです。

お盆に回るのは2年ぶり。昨年は5月中旬に湖西市内において新型コロナの感染が急拡大したため、お盆の案内を作っていた私は慌ててお経に回るのを中止する案内を作ることとなりました。

今年も5月中旬にちょっと増えたのですが、ワクチンが行き渡っているためか大きな騒ぎにもならず、また感染状況が大幅に悪化するということもなく、無事に6月を迎えられようとしています。

入出地区・太田地区のお檀家さんは、年末のお経に伺っていますが、それ以外の地区のお檀家さんは、丸2年、間が空いてしまいました。久しぶりに直接お話をする機会が得られます。嬉しい。

長年の体の酷使によって、お経に使う体のパーツは既にボロボロであり、近隣のお寺さんが最近移行したように、お寺に集まってもらってお経を読むスタイルに変えたいと考えたこともあります。でも、ここ何年かは、直接伺ってお話をする機会というものの貴重さを感じ、なんとか続けていけるようにとあれこれ考えていたのです。そこにコロナ禍がやってきて、思わぬ中断を余儀なくされました。悔しかった。位牌堂で一軒一軒お経を読みましたが、とても辛かった。

そんな思いを抱えての、今年のお盆です。連日の過酷な日々、どれくらい辛いか分かっているので、直前になると逃げたくなるのは変わりませんが、明日、一軒目の敷居を跨いだ瞬間に、前向きな気持ちに変わることでしょう。これはもう、確定事項です。

本堂には、新仏様のための施餓鬼棚を設置。そのほか諸々整えて、お盆月に入る準備は万端整いました。後は自分の体の準備ですね。夜になってから杏林堂へ行って、明治のどフレッシュを調達。これで喉を癒しながらじゃないと、長丁場を乗り切れなくなりました。

夕食以降に出かけることはほとんどないのですが、このタイミングでしか買いにいけなかったので。同じ杏林堂でも、妻が行きやすい方の店舗には置いて無かったような気がしたので、頼むわけにいかず。今まであった店舗でも急に無くなったりして、どうなっているのかよくわかりません。まあ、買っているのは私だけなんじゃないかと思う時もありますが・・・

1本千円ぐらいするものを、3本まとめ買いです。高いですけれど、使わないとすぐに喉を痛めて、場合によっては喉風邪にまで発展します。私の喉は弱いのです。仕方ない。生きる上での必要経費。

後はよく眠ることが大切。昔は23時には寝るようにしていたのですが、今、すでに23時42分。私の生活リズムはどうなってしまったのでしょうか。これで仕事以外のことは何もしていないというんですからね・・・

明日から17日間かけてお経を読んで回ります。どんなお話が聞けるでしょうか。楽しみです。

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