書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

暮れのおときを控えて

明日から暮れのおときが始まります。お盆と同じようにお檀家さんを一軒一軒お経を読んで回ります。お盆と違うのは、入出と太田という極至近距離だけを回るという点です。軒数にしても50軒ぐらい少ないですし、暑い夏と比べれば疲れ方もかなり優しめです。お盆と比べれば、前日になっても幾分リラックスしていられます。

この期間の大きな特徴としては、自由になる時間が極端に短くなること。そして、そういう時こそ、やりたいことがどんどん湧いてくる時です。それらにすぐに取り掛かるわけにはいきませんが、思いついたらメモを取るという当たり前のことを当たり前に行って、おときが終わったら直ちに取りかかれるようにしたいと思っています。

なんで忙しいと、やりたいことが増えるんでしょうね。暇な時間はなんとなくゴロゴロしてしまうのに。

人間の七不思議なのか、私の七不思議なのか、厳密に探求すると自分への批判ばかりが大きくなりそうなのでやめておきますが、それよりも今年はどんなことを思いつくのか、自分の頭の中の変化が楽しみです。