書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

プログラミング言語Pythonなるもの

先日ふとしたきっかけでプログラミング言語Pythonに興味を持ち、Twitterで参考資料を教えてもらっていたのですが、なかなかチャレンジできずにいました。

新しいプログラミング言語、それはそれはそれだけでちょっとワクワクするものです。

他の言語と比べて出来ることにどんな違いがあるかなど、さっぱりの状態でしたが、特に機械学習などのここ数年ホットな分野でよく耳にするようになったので、その辺りも含めて勉強してみたいなぁ、と。

昨日の真夜中になってようやくやる気の起きるタイミングと、取り掛かれる時間的なものが一致して、1時間にも満たない時間ではありますが、MacPythonを使えるようにするところ初めて、簡単なサンプルコードを入力してみて、思った通りにワクワクしたところです。

また、既存の言語に何に似ているかと言う私の質問に、強いて言えば、科学技術計算分野で使われてきたFortranが一番近いかも、という答えをもらいました。Fortran、懐かしい。工業高校時代にさらっと学習しました。今でもNASAなどで現役で使われている言語なのですよね。さすがに新しいプロジェクトには用いられなくなっているようですが、すでに動いているものをわざわざ他の言語に書き直すのは相当な労力が必要ですから、それらが使われなくなるまでは保守用途に必要とされることでしょう。

日本でいまだにCOBOLプログラマが求められているのと同じ状況があるわけです。

スパンの長い用途に使うと、どうしてもこういうことが起こりますね。

いつかPythonだって、そういう古い言語の一つになるんでしょうけれど、いまはまだまだ新しい言語です。

ホンの触りの部分しか教材を読み進めていませんが、言語の記法としては今まで知っている言語と大差はなく、慣れの範疇でしょう。後から出来た言語だから、それ以前の言語の良い部分を取り入れてきているように感じます。

特徴といえば、ライブラリの充実でしょうか。ライブラリとは、機能の塊と言ったら良いでしょうか。自分で作らなくても、すでにある機能を取り込んで、自分のプログラムの中から使うことができるのです。

いろんな用途に使える言語ですが、科学技術方面に使えるライブラリが非常に強力な模様。だから機械学習やAI方面の開発に使われ、使われるからさらにライブラリが充実する、という良いサイクルが成り立っているようです。

なるほどねぇ。

ですので、Pythonの勉強をしても、機械学習やAIとは実際にはなんぞや、という部分が理解できるわけではありません。それは全く別問題。ただ、それらを学ぶにあたっても、Pythonを知っていれば実際に手を動かしながら学べるであろうと思います。

お寺にとって機械学習もAIもどう活用して良いのか分からないものですが、最先端技術の集まるかつてのお寺の姿を追い求める私としては、やはりちょっとは齧っておきたいもの。遅ればせながらではありますが、学んでみたいな、と思っています。

しっかし、やりたいことばっかりだなぁ。この歳になってまだ新しいことに興味を持てることは嬉しいのですが、如何せん晋山結制の準備からの現実逃避的な色合いも濃く。どうしたものでしょうかねぇ。

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