書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

教科書販売のたびに、ネット販売にならないのかな、と思う

高校の教科書販売のために、浜松市内の本屋さんへ娘を連れて行きました。あたりを見ると、親子できたり、生徒が1人できたりと様々。我が家は高校まで距離があるため、重い教科書の束を運ぶのは大変だろうということで、車でついていったわけですが。

昨年の話にはなりますが、自分の頃には大量の辞書まで持ち帰ったのが、今は電子辞書でOKになっているのがありがたかったですね。それすらもスマホで良いじゃんとは思うのですが、ありとあらゆる機能をスマホに委ねるのには不都合なこともあるようで。まあ確かに。でも、電子辞書もお安くはありませんので、もうちょっとなんとか融通効かないものかと。

しかし、ネット通販全盛のこの時代に、大量で大変重いと分かりきっている教科書を、なぜ店頭まで買いに行かなくてはならないのかというのは、常々疑問でした。通販でいいじゃん・・・送料ちゃんと払いますから。

そして、教科書代金は現金オンリー。国で非接触決済推奨してなかったでしたっけ。気のせいかな。他の書籍はカード決済に対応している書店であっても教科書に限っては現金のみしか対応しない理由はなんとなく想像がつくのですが、なんでそこに改革の手が入らないのか不思議です。

そうそう、ネット通販に関しては、広い広いインターネットを検索してみたら、書店によっては「何らかの事情で期間内に来店できない方」に向けて、電話注文→配送という手続きが可能なようです。確認項目が多くて電話だと受付が大変そうですが、よく対応を実現してくれたものだと思います。

ネット受付のシステムを国が作って、運用は県がして、注文内容が各地域の教科書取り扱い書店に回るってだけで十分なんですけどね。書店が独自にシステム作るのはちょっと大変でしょう。儲かっている時代ならともかく、いまはねえ。

私立高校については自力で対応できるでしょう。願書受付もネット受付が当たり前になっていますもの。・・・そんな簡単に考えてはダメでしょうか?というか、もしかして、私立高校はすでにそうなっているとか?

いずれにしても、来年から突然ネット受付になるという雰囲気もないので、当分は書店に出向いて教科書を買うという年中行事を繰り返していくことになるのでしょう。末っ子まで途切れることなく続きますので、後何年だろう。

先進的でなくてもいいので、社会一般から見て、何でいまだにこんなことやってるの?というようなことが、だんだん減っていくといいなぁ、と思うわけです。それが社会の進歩なのではないでしょうか。

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