書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

自分が頑張れないもどかしさ

静岡県は公立高校の入試の日です。今日が学力検査、明日が面接。

都会と違って、静岡県は公立の人気が高いです。学力が高いのは公立。私立も私の頃と思えばかなり上げて来ているのですが、まだ、最難関校に入れなかった子の受け皿という地位に甘んじています。そもそも東大合格者を何十人も出す学校が無いからなのかなぁ。口コミサイトを見ていたら、静岡県は学力低いから諦めてとかいうニュアンスのことまで書かれていて。

そうかぁ。そんなものかぁ。都会は大変だね、とか思っていたわけですが。

子どもが入試に向けて出かけるのを駅まで送り、後ろ姿を見送って、今日の自分の任務(電車に間に合わせる)を無事に終えた安心感に浸っていたのですが、これから二日間、希望の高校へ進めるかをかけて試験に臨む子どものことを考えたら、泣きそうになりました。

毎日毎日、勉強に取り組んでいる姿を見てきたから、きっと大丈夫と思っているのですが、その一方で、ただ見守ることしか出来ないという現実に、自分の感情をコントロール出来なくなりそうだったのです。

現在午後三時。予定通りに進んでいれば、学力検査はちょうど終わったところ。泣いても笑っても、書き加えることすらもう出来ません。努力の成果は否応なく出ているとは思いますが、どんなに強くそう思っても、胸の奥がザワザワしてきます。

17時からどこかの塾による解答速報がテレビ放送されるので、それを録画して、帰ってきたら答え合わせをするんだと思いますが、その結果を聞くのも今は怖いことに思えます。

ああもう。

自分が受検するのもしんどいけど、子どもの受検もまた、しんどいですね。でも、当然ながら本人の方がしんどいのですから、こんな感情はおくびにも出さずに、子どもを労えるように努力します。まだ一日ありますからね。

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