書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

晋山結制の準備をちょっと進めた

やっと電話連絡が必要なお寺さんへの電話がけ作戦が終わりました。

電話は、受けるのも苦手ですが、かけるのももちろん苦手。相手の出やすい時間帯まで気にしてしまいます。常日頃、セールス電話に対して、こんな時間に電話した来るんじゃないよ、と毒づいているため、自分がかける時のハードルも高いのです。

セールス電話ではないし、お寺さんへの電話としては最も正当性のある電話なのですけれどね。

いざ繋がってしまえばどなたも親しくさせていただいている方ばかり。楽しいのです。何なのでしょうね、この性格は。

明日からはいよいよ関係の深いお寺さんへ、直接訪問してのご挨拶をスタートします。湖西市もコロナ感染者が増えてしまい、なかなか動き出せずにいました。数字の上ではすこーしだけ落ち着いてきたように見えるので、注意を払いながら訪問しようと考えています。

ま、出来れば、玄関先でのやりとりで済まさせてもらえると、お互いに安心ですけれど。

本来ですと客間に通していただき、床の間にお供えをして、お拝。ご住職に向き直ってさらにお拝をしてご挨拶、という流れ。丁寧なお寺さんであれば梅湯を出していただき、続いてお茶を頂きます。梅湯は、お湯に砂糖を溶かし、梅干を添えたもの。お寺訪問までの旅の疲れをいやしてもらう、という意味なのですが、今は車移動ですし、遠くても隣町だし…

それらを全部省いて玄関先で、というのは、実は訪問する私の側からは言い出せません。出迎えるのは大変なことなのですが、それでも、お拝をしてご挨拶をするというのは、大切なやりとりなのです。

とはいえコロナ禍です。もし雰囲気で許されそうなものを感じられたら、申し出てみるのも今なら失礼にはならないかもしれません。空気読むの下手なので、私には難易度高いかなぁ。

このご挨拶が一通り終わると、いよいよ内部の準備に集中できるようになります。その多くは片づけだったりしますが、これから段々と暖かくなってきて、片づけに向いた季節になりますから、どんどん進めていきたいですね。とりあえずは手がつけられないでいる師匠の本棚をなんとか・・・

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