書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

子どもと過ごす時間

昼食後は午前中の疲れが出ます。長年法事を勤めていても、お檀家さんとどんなに親しくなったと思っても、疲れは出るものです。

お腹が一杯になり、眠気がやってくる。自然な生理現象です。それだけに、抗うのは難しい。

そこへ、娘から、ボールで遊ぼうというお誘いが。

睡魔に抗いきれずに眠ったまま冬の短い外で遊べる時間を過ぎてしまったことが何度もありますが、今日は睡魔に打ち勝つことができました。

お正月直後に二日弱の休暇を得て、家族水入らずの時間を過ごしもしましたが、子どもと遊ぶ、という時間とは言えない過ごし方でした。お正月前後、いや、12月中は暮れのおときもあったりして、時間の猶予のある日はほとんどなく、子どもと遊ぶ時間は取れていませんでした。言い訳かもしれませんが、私にはこれが限界。

しかし、今日、睡魔に打ち勝てば、久しぶりに子どもと遊べる。外でボールで遊ぶなんて、そんな幸せな遊び方はありません。そしてついに睡魔に打ち勝てたのです。

寝たけど。

1時半になったら起こして、と言って15分寝たけど。

ちょうど夢を見始めたところでお時間となりました。

寒い寒い言いながら外に出て、先日買ったばかりのバレーボールを投げ合ったり、難しくて出来ないと言うトスの時のボールへのタッチの仕方を練習したり。私の中学の頃は、運動音痴の私がトスをする機会なんかなかったですけどね。娘にはそういう機会があるんだろうか。

機会はなくても基本的なことは一通り出来る不思議な運動音痴の私は、娘に教えてあげるぐらいは体が動きますので、少しは役に立てたかな。まだ出来るようにはなっていませんけど、でも向上心は持ち続けているので、きっとそれなりにはなるでしょう。バレー部の子に教えてもらう時間が授業中にあるといいんですけどね。

外にいた時間は30分ほど。十分に体もあたたまりましたが、久しぶりにレシーブとかやって喜んで遊んでいたら腕が痛くなってしまいました。娘も痛がってるのでそそくさと家に入ったわけですが、こういうところだよなぁ、私がどのスポーツでも人の前に出られない理由は。

もうちょっと頑張って練習するなりボール投げ合って遊ぶなりすればよかったと、夜になってからやっぱり悔やむのでした。次に遊ぶ機会には、もっと体が衰えているかもしれないのに。

でも、その日を楽しみに、また明日から頑張ろうと思います。

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