書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お正月が過ぎていきます

昨日に続いて午前中はお年始まわり。師匠は近隣寺院の大般若会のお手伝いに出かけていきました。長年祈祷太鼓を叩いていで、一度だけ代わりに行ったことがありますが、他の和尚さんたちと全然合わなくて読みにくいものになってしまいました。

今ならもう少し合わせやすい太鼓が叩けると思うのですが、それでも自信はないです。緊張するし、太鼓が違うと叩く感触も全然違ってきてしまい、いつも通りになんて叩けないのです。難しい。

でもいずれば師匠の代わりに呼んでいただくことになるのかな。それとも一度失敗してるから、もういいですってなっちゃうのでしょうか。淋しいような、嬉しいような。

午後からは兄弟とその家族が集まって、正月飾りのお片付けを手伝ってくれました。昔は4日の午前中に片付けていたのですが、その後に続く各種予定を考えるとせわしなくなってしまって、半日早めたのです。学校も6日から三学期ですし、それも気ぜわしさの理由の一つかも。

私が子どもの頃は、早くても7日、たいてい8日から学校再開だと思ったのですが。違ったかなぁ。

そして今夜は、総代さんと護持会の会計さんに集まってもらい、決算書と予算書を作ります。会計自体は私が済ませてありますので、実態は間違い探し。会計と言っても、会費の入金と、毎年決まったものへの支出だけですので、複雑なものではありません。

それと同時に、総代さんには晋山結制についての相談事です。気持ち的にはこちらの方が重いですね。会計はすでに行われたことの確認ですし、会計が落ち着けば決算書は自然と出来上がります。予算書も例年同様で問題ないはずなので、苦労はありません。

晋山結制のことについては事態が常に流動的で、なかなか確定しません。事前の準備も挨拶回りも年末年始でストップしていて、もやもやとしています。でも焦っては失敗が増えるばかりです。落ち着いて、落ち着いて。

松が明けたら手伝いに来ていただきたいお寺さんへの電話攻勢も始まります。ある意味ではこのお正月の間が、「何もせずにいられる」大義名分のある期間なのかもしれません。そんなのいらないですけど。

昨年のうちに晋山結制を厳修されたお寺さんたちは、当然のことながらコロナ対策も練りながらの準備だったはず。私はまだそこまでは辿り着いていません。対策と言ってもできることは限られているというのもありますが・・・

とりあえず今夜の相談事がうまくまとまりますように。総代さんも色々と頭を捻ってくださっています。私もそれに応えるつもりで用意をしてきました。頑張ります。

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