浜松のお師匠さんの退董式(引退式)と、新住職の晋山式(就任式)の打ち合わせのために、午後からちょいっと出かけてきました。よくあるパターンでは新住職の結制上堂(新住職が問答をする)と法戦式を同日で行うのですが、今回は晋山式のみ。晋山式の中身は、新住職がよそからお寺に到着して、御本尊様や御開山様に就任のご挨拶をするというものです。
私も実は同じ内容で以前にやってます。その時は入寺式と名前を変えました。将来晋山結制を行う際に、晋山式→結制上堂→法戦式という流れの方が儀式を進行していく上で分かりやすいので、あえて、晋山式はやってないよと言えるようにしておいたんです。中身は全く同じですけど。
ですので、こちらのお寺さんで将来結制上堂を行う際には、晋山式はないんだろうなぁ。現代ではそれがもっとも現実に即しているので、これからはこれがこの近辺では主流になるかも。
書院で打ち合わせをした後、配役ごとに詳細を打ち合わせ、最後に再び今度は本堂で全員集まってサイドの打ち合わせ。この間、非常に和気藹々としていまして、それでいてやることはちゃんと進んでいくし、なんだか良い雰囲気でした。
今までは上長の配役を受けたものがビシッと指図をして、それをサポートする人がいて、若手はそこに従っていくという感じだったのですが、そこに変に高圧的な部分が混ざらず、良い感じだったんです。まあ、私はいつも通り受付なので、受付の配役車の中ではそういう感じはとうの昔にないんですけれど。私が数年にわた理、いろんなお寺さんで機会をもらうたびに好き放題やったのが遠因かもしれません。
原因ではない。遠因です。
私がやる時にもこんな雰囲気だったら良いなぁ。教区が違うのでメンバーは全く変わってしまうんですけれど、どうなるかなぁ。そろそろ、晋山結制を修行する時期を決めて、逆算して取り掛かることを考えるタイミングになってきています。